心理学の知識

マキャベリズム(権謀術数主義)リーダー13の仕事術【心理学】

アカネ
アカネ
いらっしゃいませ!!

チームメンバー全員を先導し
道なき『イバラ道』を進む…

リーダー格に位置する人間には
高い能力と厚い人望が要求され、

極めて残念ながら…

耳ざわりの良い綺麗事だけで
過酷な競争を生き抜くことは
到底ムリな話というのが実情。

時に『リーダー』とは
組織の存続と利益のために…

・使えない仲間を切る
・汚い手段で結果を出す

etc…

『判断を誤る』ことなく
非道に手を染める必要が
どうしてもあるのです。

今回は・・・

「結果が良ければ手段は正当化される!」
有名なマキャベリの思想を応用した話…

リーダーには必須能力
結果を出す13の仕事術

について、お伝えします。

アカネ
アカネ
だけど、その前に!

「ニッコロ・マキャベリ」と名前は聞いたことがあっても…

実際どういう思想家だったのか知らない、という人は多いのではないでしょうか?

女性
女性
君主論の人よね…確か?
男性
男性
戦術論も、聞いたことあるぞ
アカネ
アカネ
そう、政略論とかも!

実は、マキャベリが『君主論』などで述べていることは、大きく5つに要約することができます。

①人は自己保存のみを追求する性、邪悪な生き物である

②法律、道徳、習慣、信義、その他の社会関係は、邪悪な人間がお互いに戦い続ける悪を最小限にするために考え出された約束事にすぎない。よって、相互の力関係が崩れると、その約束事は容易に破棄される。

③なにごとかをなさんとするなら、その目的から逆算して全てを組み立てなければならない(目的は手段を正当化する)。その過程において約束事に抵触する恐れがある時は、抵触するリスクと抵触しない利益を秤にかけて判断すべきで、約束事を絶対視すべきではない。しかし、約束事が有効に機能している場合は、約束事に違反するリスクを考慮してから決定を行うべきである。

④善をなさんとして結果的に悪をもたらしてしまうよりも、善のために悪を成す必要があると判断したなら、これを一刻も躊躇すべきではない。悪をなすことをためらっているうちに、より大きな悪を招来してしまうことが少なくないからだ。

⑤最も肝心なことは、持てる全知全能を傾けて物事を正しく考えることである。この『正しく考える』ということは道徳的に正しいという意味ではなく、合目的的に正しいということである。

女性
女性
合目的的って、どんな意味?
アカネ
アカネ
そうね…
『合目的的』とは!?

ある物事が一定の目的に適合してるさま

男性
男性
ちと、全体的に小難しいな…
女性
女性
コレは一体、何語なのよ!
アカネ
アカネ
分かりやすく説明するわ

さて・・・

あなたの仕事や人間関係の中で、実際どのようにしてマキャベリの思想を狡猾に活用することができるのか?

この記事が、あなたの『ヒント』になれば嬉しいです。

アカネ
アカネ
じゃ、本番スタート!

圧倒的な結果を叩き出す5つの成功エッセンス

まず最初に・・・

いわゆる『成功』ってヤツを鷲掴みにするために必要な話…

あなたが組織のリーダーとして、圧倒的な結果を叩き出すために必要な5つの成功エッセンスについて、お伝えします。

アカネ
アカネ
5つの成功法則よ!
男性
男性
あ〜、成功してぇよぉ…

基本的に誰もが例外なく『成功』という魅惑の2文字を渇望し、弱肉強食のビジネス世界に飛び込むモノ。

ですが・・・

大抵の場合、あなたが行った『決死のダイブ』は破滅への入り口にすぎず、何1つとして収穫を得ることもなしに、あなたの努力は虚しく散り、すべてが水泡に帰(き)す…

そうです、すぐさま厳しい現実と『正面衝突する』ハメになってしまうのです。

そして「なんで、あの人は成功できて、同じ人間の自分が成功できないんだよ…」なんて、落ち込み、泣きわめき、狂おしい葛藤の日々が堂々のスタートを切る。

そう、私たちの人生において『思い通りに事が運ぶ』なんて都合の良いコトは、そうそう起こらないワケで…

成功という名の『女神様』を、あなたが追いかければ追いかけるほど、あなたが口説けば口説くほど、

かなり高飛車な成功の美女は遠ざかってしまう…ように感じるばかり。

女性
女性
どーせ、努力しても無駄よ…
アカネ
アカネ
うーん、困ったわね…

わざわざ、あなたに対して、私からクドクド説明する必要は一切ない、とは思いますが…

当然ながら、オトナになった今でも『努力すれば報われる』なんて、耳障りのイイ言葉を信じているヤツは、1人もいないはずです。

それこそ、底ナシの鈍感野郎で、トチ狂った『ニブい奴』じゃない限り…

生きていれば誰でも気づく『努力しても報われないことの方が圧倒的に多い』という、かなり冷え切った非情なリアル

もしも仮に『努力すれば報われる』なんて綺麗事に、いつまでも縋(すが)り付き、現実から目を背けて信じ込んでいるのであれば、

きっと、ソイツの『脳みそ』は・・・

宗教じみた自己啓発セミナーで妙な言葉を吹き込まれたのか、はたまた、夢という名の毒気にアテられてしまったのか…

ちょいと乱暴な物言いですが、メルヘン思考が過ぎた『お花畑野郎』だ、と言わざるおえません。

男性
男性
テメェ、調子乗んな!
アカネ
アカネ
だけど…ね?

努力が100%報われるという保証は無いが、努力でしか己の運命を動かすことができない

どこまでいっても結局は・・・

成功の扉を、こじ開ける黄金のカギは『努力』なのです。

それこそ成功を掴み取る『裏ワザ』や『最短ルート』を、グダグダ探している時間があるのであれば…

プログラムに忠実な機械(ロボット)のように・・・

どこまでも無機質に、ただ淡々と『今の自分』ができる小さい努力をコツコツ継続していた方が、よっぽど成功に接近することが出来るってモンです。

女性
女性
やっぱり努力は必要よね…
アカネ
アカネ
ポイントを1つ挙げると…

もちろん成功を手にするためには『努力』(継続・根性・覚悟)は、本質的に必要になってくる絶対的な要素だと思います。

また、努力という言葉は、取り扱いが極めて難しいモノで『努力』と聞くと、私たちは何やら痩せ我慢をして嫌なコトを頑張らなければならない、といった解釈をしてしまいがち。

ですが『本来の努力』とは・・・

あなたの中では、努力をしている『つもりは無い』のにも関わらず…

周りの連中から「よく、そこまで頑張れるよね〜」「なんで、そんなに努力できるの?」などと、しばしば称賛される(言われる)ような事柄に精を出している状態なのです。

これこそが正しい努力の姿であり、それこそが成功への近道だと、私は個人的に考えています。

当たり前の話ですが・・・

あなたの周りにいるデキる奴と、ダメな自分とを『比べ合いっこ』して、その結果、あまりにも遠く離れた距離を、あなたは知らしめられることになる、と思いますが、

その埋めがたい距離を目の前にして、ただ単に、自分の無能さ加減に対して悲観を覚えながら、自己嫌悪に陥り続けていても、何1つとして始まりません。

それに加えて、いつまでも『下らん愚痴』を、グチグチ漏らしていては、あなたの人生が動き出す日は、永遠に訪れないので…

たった今!!

・負け犬メソメソ野郎の常套句『泣き言』
・みっともねぇ言い訳じみた『ザレ言』
・クソガキみてぇな不平不満『タワ言』

そんな『バカバカしい代物』は、全部すっ飛ばして…

あなたが抱く憧れの先にしか存在しない『成功の地』を目指し、いざ歩み出せ!!

アカネ
アカネ
マキャベリ流の仕事術!
男性
男性
よっ、待ってました!

まずは手始めに・・・

あなたが圧倒的な結果を叩き出す際に要求される『5つの成功エッセンス』を、偉人マキャベリから教えてもらいましょう。

きっと今回の内容は、あなたを絶望のドン底から救い出す『1本の糸』になるはず…。

①自分のポジションを明確にせよ

八方美人な振る舞いとは、大損するだけの悪手

『みんなのアイドル』と言わんばかりに、周囲に対して、ニコニコと愛想を振りまき、皆から好かれようと精を出す八方美人のスタンス。

あえて表現を変えるのであれば・・・

特定の個人や組織に肩入れせず、常に中立の立場を保っている連中です。

この場合、すべての相手から『等距離』に身を置いているのであれば、人間関係において、妙なトラブルを引き起こす心配はありません。

ただし!!

その場の状況によって、スリ寄る相手をコロコロ変えているケースは…

かえって、その態度が問題を引き起こすトリガー(引き金)になってしまうため、すぐに『八方美人』のスタイルを改めた方が賢明でしょう。

アカネ
アカネ
猫かぶりは、ちょっと危険よ
女性
女性
えっ、そうなの!?
アカネ
アカネ
じゃ、興味深い話を1つ!

イソップ寓話に『鳥と獣とコウモリ』という話があります。

『鳥と獣とコウモリ』の概要

その昔、鳥の一族と、獣の一族が争っていました。

この時、コウモリは、どちらの陣営にも属そうとはせず…

コウモリの一族は「私は羽があるから鳥の仲間」「私は全身に毛があるから獣の仲間」と、その時々で立場をコロコロと変え、優勢な方にスリ寄っていました。

すると、鳥と獣が和解して戦争が終結した時…

コウモリは、どちらからも嫌われて居場所がなくなり、暗い洞窟に住むようになったのです。

仮に、鳥か獣か、どちらかが勝利を収め、争いが終わった場合であっても…

勝った方からは「立場をコロコロ変えるヤツは信用できねぇな…」と思われ、負けた方からは「イイ顔しながら保身に走った卑怯者め!」と思われてしまい、

双方から、蔑(さげす)まれ、のけ者にされ、やはりコウモリは居場所を失ったことでしょう。

男性
男性
これは、コウモリが悪いな!
アカネ
アカネ
身から出たサビ…って所ね

このように自分の立場を守るため、どっちつかずの中途半端な行動を取ってしまうと、かえって自分の身を危険に晒(さら)してしまうのです。

確かに、その時々の状況を踏まえて、片方に少しずつ肩入れをすれば、その瞬間だけは『イイ思い』ができるでしょう…

が、しかし!!

あくまで、それは短期的な報酬でしかなく、人間関係を長期的に捉えれば、最終的には、どえらい『マイナス』を生み出してしまう危険行動なのです。

もしも、実生活において、あなたが『コウモリ』のような状況に遭遇し「妙な派閥争いに巻き込まれたくないなぁ…」と、あくまで中立を保ちたいのであれば…

双方に対して、調子の良いラブコールを送り『イイ顔』をするのではなく、争いに加わらないという宣言をキッパリした上で、双方から身を遠ざけるしか、なす術がありません。

しかし、この場合においても、争いが終わった時に、あなたが孤立する可能性は残るので、多少の覚悟は必要になるでしょう。

つまり・・・

思わせブリな『ダブルスタンダード』戦略は、地獄一丁目の交差点であり、そこを通過したら永遠に引き返すことはできない。

アカネ
アカネ
二枚舌は、ほどほどに…
女性
女性
イイ人ぶるの、辞めるわ…

中立を取る時にも心強い味方が必須

マキャベリも『中立の立場を取る』ことについて、こんな言葉を残しています。

私は断言しても良いが、中立を保つことは、あまり有効な選択ではないと思う。

特に、仮想にしろ現実にしろ、その敵よりも弱体である場合は、効果がないどころか有害だ。

外交官・政治思想家
Niccolò Machiavelli
ニッコロ・マキャベリ

あなたが中立の立場を取って『安泰』でいられるケースは…

あなた自身に争っている者たちと『同等以上の力がある』場合だけに限るというコト。

つまり、あなたが中立ポジションを貫こうと思うのであれば、あなたにも味方が必要なのです。

男性
男性
どうやって味方を増やすの?
アカネ
アカネ
そうね…

今、パッと思いつく方法を、あなたに紹介するのであれば…

相手に対して『あなただけは特別』だと信じ込ませるのが、手っ取り早い上に、誰でも簡単にできる手段ではないでしょうか。

例えば、あなたが誰かに頼み事をされた時、フツーに頼みを引き受けるのではなく「あなたの頼みなら断れないよ」などと、あえて殺し文句となる『ひと言』を添えてみるのです。

何はともあれ、あなたは相手の脳に『あなたは特別だよ』と、言葉の魔力を狡猾に利用して、それとなく刷り込み続けるのです。

ここでのポイントは・・・

あなたが腹の底で舌を出していようが、心の中で悪態を吐き捨てていようが、そんな事情は一切関係がなく、とにかく肝心な部分は、相手に思い込ませ、信じ込ませるコトです。

女性
女性
相手をダマすってこと?
アカネ
アカネ
騙す、なんて言わないでよ…
女性
女性
じゃ、何なのよっ!
アカネ
アカネ
相手を抱き込むだけよ

悪、罪、咎(とが)などの意識から、もしかしたら今「相手を騙して欺くなんて、悪いコトだ!」なんて風に、あなたの良心が悲鳴を上げ、叫び出したかもしれません。

が、しかし!!

それで、あなたの人間関係が良好になるのであれば、問題は1つもありません。

それこそ、ビジネスにおいて、バカ正直な『お人好し』は損をするだけであり、組織の中で、自身の居場所を確保するには、このくらいのズル賢さは必要なのです。

アカネ
アカネ
巧みな“おだて”が必要ね
男性
男性
アンタ、悪いヤツだな〜
アカネ
アカネ
それ、褒め言葉よ?
男性
男性
もう、何も言わねぇよ…

②真似に対する罪悪感を捨て去れ

上手にマネをして成功者へ成り上がる

ビジネスで成功を収める方法は様々ありますが・・・

誰でも比較的カンタンにできる手法として挙げられるのが、過去に成功したビジネスモデルを『真似する』という方法でしょう。

しかし、そうは言っても・・・

何やら「他人の真似をしましょう」などと聞くと、どうしても抵抗を感じ、強烈なアレルギー反応や、ヒステリックな反応を示す人が多いのです。

男性
男性
パクリ野郎には、なれねぇ!
アカネ
アカネ
やれやれ…

私たち人間は、基本的に幼少期の頃から『真似することへの罪悪感』を脳に植え付けらながら、スクスク育ってきているため、このような反応を示す人が多いのは仕方ないこと。

ですが、誰かの真似をするという方法は、実際に成功を手にした経営者の多くが、雑誌のインタビューなどでも成功法則の1つに挙げてるモノ。

それこそ成功を『我が物』とした彼らにしてみれば、むしろ「優れた手本が目の前にあるのに、どうして積極的に真似をしないのかな?」と、不思議に感じるワケで、

ビジネスにおいて優れたモノを真似することは、すでに当たり前になっている手法の1つであることを忘れてはいけません。

アカネ