警視庁の発表によると、ストーカー事案の相談件数(令和2年)は…
・女性からの相談件数が1,004人で『81.5%』
・男性からの相談件数が228人で『18.5%』
となっており、女性からのストーカー被害の相談件数が圧倒的に多いことが分かっています。
つまり、被害者のほとんどが女性であり、悪事を働くストーカーの正体の大部分は『男性ストーカー』ということになっています。
そうは言っても『ストーカーは、男がワル者だ』と決めつけるのは、ちょいと早すぎる決断かもしれません。
なぜなら、警察に相談せずに、1人で悩んでいる男女が必ずいるはずだからです。
たった今、あなたに紹介した統計データは、あくまでも数字上だけの話なので、女性だけではなく、『男女』共に、ストーカー被害には注意が必要と言えるでしょう。
パッと見『優しそうな人』に見えたとしても、相手の本性や本音の部分は、なかなか見えて来ないモノです。
ちなみに、ストーカーになりやすい男性は、一見すると『優しそう』に見えることが多いので、ついつい油断して思わぬトラブルを招いてしまう恐れがあります。
そのため女性は、男性以上に注意する必要があります。
最近、テレビやネット上でストーカーが問題視され騒がれるようになっていますが、それでもストーカー被害が『ゼロ』まで絶滅することはないでしょう。
この記事では、ストーカーになりやすい人の特徴や心理について、あなたに紹介します。
あなた自身がストーカー被害の『ターゲット』に抜擢されることも考えられますので、警戒心のバリアを強めるためにも、集中してお読み頂ければと思います。
ストーカー気質な人が持つ9つの特徴
身勝手で一方的な好意を寄せ、地の果てまで付きまとう危険人物『通称:ストーカー』
度を超えた奴らの行動は、時に殺人事件にまで発展してしまう不幸なケースも少なくありません。
ストーカー加害者の多くは男性ですが、中には女性ストーカーの例も多く確認されています。
そのためストーカー被害とは、男女の性別問わず誰でも気を付けなければいけない極悪犯罪なのです。
では、ここからストーカーになりやすい人の特徴、そしてストーカーの心理について、詳しく解説していきます。
もしかすると、あなたは今、ストーカー被害に遭っていないかもしれません。
ですが「もしかしたら、この人と、このまま親しい関係を続けていたら、後々ストーカーになるかも…」と不安になる時があると思います。
一体どういった人間がストーカーになりやすいのか?
ストーカーになりやすい傾向というのが徐々に分かってきてはいますが、人それぞれの価値観や現実は違うため、厳密に言えば根拠は無いのかもしれません。
ですが弁護士や警察、探偵など、実際にストーカー事件に関わる職業の人が共通して挙げている『ストーカーになりやすい人』の特徴を今回ピックアップしました。
ストーカー化する人には、いくつか共通の特徴があります。
もし万が一に、あなたの周りに、これから説明する特徴にバッチリ当てハマる人がいれば…
できるだけ人間関係を深めない方が、賢明な判断なのかも…しれません。
特徴1:生活範囲が小さく、視野が狭い
かなり限定的な生活圏で人生を送り、狭いコミュニティの中で生きている人は、当然ながら視野が狭く、ストーカーになりやすい傾向があります。
このタイプの人は、生活の行動範囲がものすごく限られているので、身の周りにいる人たちに執着しがち。
どうしても狭い世界だけで生きていると、様々な価値観に触れる機会や、いろんな人生経験を通して大切なコトに気づく『きっかけ』が少なくなります。
そういった理由から、自分を正当化しやすい人格が形成されることが多いため、身勝手なストーカーになってしまう可能性が極めて高いのです。
人間関係が限定的で友達が少ない
実際問題、本当に心が通じ合う『親友』を作ることは、かなり難しいことです。
しかし、ある程度は人生の中で、いろんな世界観を持った人たちと関わりを持ち、コミュニケーションをすることは大事なコトです。(それが表面的な付き合いだったとしても)
要するに、ずっと人間関係の幅が狭く友達が少ない人は、自分と同等の価値観を持つ繋がりしか経験したことが無いため、コミュニケーションが限定的、且つ、視野が狭くなりがち。
色々な角度から物事を考えることが苦手になり、常に一方通行の思考で物事を処理する癖が身に付いてしまい、どうしても思い込みが激しい人格になってしまいます。
つまり、人間関係が限定的で交友の幅が狭い人は、ストーカーになりやすい原因の1つと言えます。
恋の経験が絶望的に不足している
恋愛経験が少ない人が全員『ストーカー気質』を持っている、というのは当然、過激派の暴論ですが…
少なからず、ストーカー行為をする連中の中には『恋愛経験が少ない人』が多く含まれる傾向があります。
別に自慢するようなコトではありませんが、恋愛経験が『多い』ということは、それだけ誰かを好きになった回数と、好きになった人と別れた回数が多いということ。
もしかすると中には、どうしても忘れらない魅力的な人がいた、かもしれませんが、愛しく感じる人と別れる『喪失感』を乗り越えた経験が増えるワケで、
特定の相手に対する異常なまでの執着心というのは原則、薄れていく傾向にあります。
しかし、恋愛経験が少ない場合、どうしても「この人しかいない」「この人を逃したら次は無い」と強く思ってしまい、特定の相手に執着してしまう確率が高まります。
恋愛も、交友関係と同じく、自分と相手の価値観を上手に刷り合わせ、目の前にいる相手の気持ちを受け入れることで『愛情』や『友情』が発展していくモノです。
やはり、コツコツと場数を踏んでこそ、相手との丁度イイ距離感が理解でき、徐々にコミュニケーション能力を養えるのです。
しかし『恋愛経験の少ない人』の多くは、相手との心の距離感を間違って認識してしまい、一方的に恋の棒グラフをグングン上昇させ…
「こんなステキな人には、もう2度と出会えない」「絶対に別れたくない」など、相手に執着しやすくなります。
つまり、恋愛経験が少なく、相手との絶妙な距離感を分かっていない人の多くは、ストーカーになりやすいと言えます。
例えば、自分の好みのタイプの異性が現れた時に、どうアピールすれば良いのかオドオド戸惑ってしまい、
実際に声をかけて仲良くなったり、信頼関係を構築することが苦手なため、連絡先を聞くこともせず、ターゲットの後を付けてしまう人も中にはいるそうです。
また、交際がスタートしても「この人と別れたら、死ぬまで恋人ができないかもしれない」といった不安の感情に突き動かされ、
ネチネチ女々しく相手に固執してしまい、ストーキングを開始するケースも少なくないのです。
わざわざ、あなたに言うまでもありませんが『恋愛経験が少ない』という側面だけで「ソイツは100%ストーカー予備軍に入るぞ!」とは断言できません。
そのため、相手をキチンと見極めたい場合は、他の要素も周到にチェックしましょう。
特徴2:ネチネチ嫉妬深く、独占欲が凶暴である
人間の『嫉妬』という感情については、心理学者やカウンセラーなどが長年にわたって専門的な研究を積み重ねている分野です。
ストーカー行為の多くは『恋愛感情』や『好意』が悪の原動力となって起きる犯罪ですが、ストーカーの嫉妬深さとは多くの場合、恋愛感情から来ています。
ストーカーをしている当人が、今日まで経験した『ストレス感情』や『強烈な憤り』などが原因で根性が歪(ゆが)んでしまい、むき出しの独占欲が生まれるのかもしれません。
多くのストーカーは「ターゲットを自分のモノにしたい」という欲求が強烈で、「自分のモノにならないなら、殺してしまった方がイイ…」と過激な結論に達する人もいます。
また、嫉妬深いタイプのストーカーは、ストーキングの矛先が被害者だけではなく、その家族や恋人、友人など、被害者の周囲の人にも凶暴な刃(やいば)を向ける特徴があります。
基本的に、男女共に性別関係なくストーカーになりやすいタイプが『嫉妬深い』タイプで「自分だけに注目して欲しい」「他のヤツと一緒にいるのが許せない」など、
とにかくあなたを『がんじがらめ』に束縛しようと試みますので、やきもちを通り越した嫉妬は十分に、非道なストーカーに成り得る可能性がビッグなワケです。
ストーカー連中は、常人には共感できないレベルの凶暴な独占欲を持っており、四六時中、あなたを自分のコントロール下に置いておかないと居ても立っても居られないのです。
付き合ってもないのに「その飲み会には男(女)来るの?」「男友達(女友達)って誰?」と、嫉妬心をダイレクトに表現する人には、少なからずストーカー気質があります。
このタイプの恋人と付き合ってしまった場合、破局するには一筋縄にはいきません。
むしろ『別れ』を切り出されることによって、更に逆上し過激なストーカー行為を始める可能性が大なのです。
凄まじい執着心を心に持っている
一般的に『執着心』が強い人は、ストーカーになりやすい傾向が少なからずあると言えます。
このタイプの人は、人間関係を築くのが不得意なケースが多く、今ある自分自身の人間関係を手放したくないと強く渇望しているのです。
それは恋愛に対しても同じで、どんな手段を使ってでも、あなたを自分から離れさせないために、かえって逆効果であるストーカー行為に走ってしまうのです。
普段の日常生活で、何度も誘いを断っても、しつこく誘ってくる相手には、ちょっぴり警戒心を強めにした方が良いかもしれません。
特徴3:強過ぎる自己愛を過剰に持っている
『自己愛が強い』というのも、ストーカーになりやすい人の特徴の1つと言えます。
ご世間様では『自己愛が強い』というのは、ポジティブな意味合いで使われることが増えてきました。
しかし、ここで話している自己愛とは『自分しか愛せない』という、かなりネガティブな意味合いの自己愛です。
要するに「他人が、どう思おうが、自分がしたいことを強引にする」という発想や行動に繋がるのです。
すなわち、あなたが嫌がっていようが、露骨に恐怖心をビクビク抱いていようが関係なく、己の欲望を満たすためにストーカーという手段を講じるワケです。
基本的に自己愛の強い人は、自分の気持ちが何よりも優先され「自分の幸せのためなら他人は犠牲になって当然だ」と考えることも多いモノ。
それに加えて、プライドが異常レベルに高いため、自分の弱みを直視できません。
つまり、自分の無能さ加減は棚上げにして、他人に対しては常に『上から目線』の言動を繰り返し、尚且つ、ひたすら他人を貶(おとし)めようとします。
あなたに対して「お前は、俺(私)がいないと何もできない」「俺(私)の言うことだけ聞いてればいい」とマインドコントロールを悪だくみし、自分の支配下に置こうとします。
こういったタイプは「相手は、自分から絶対に離れない」と自信満々で心底、思い込んでいるため…
万が一にも『別れ話』になれば、いきなりガラッと180°態度が豹変しヒステリックに怒鳴り散らすことも多い。
ちなみに『俺様タイプ』の男性に、惚れやすい女性は注意が必要かもしれません。
セルフイメージが低く自信が無い
「自己愛が強いなら、自己肯定感も強いのではないか?」と思われがちですが、実は違うのです。
この『歪(ゆが)み』こそが、ストーカー犯罪を生み出す大きな要因の1つと言えるかもしれません。
一般的に、ストーカー行為に走る多くの人は、自己肯定感が低いと言われています。
この『自己肯定感』ですが、最近では、様々な場所で「自己肯定感を高めよう」「セルフイメージを高く持て」と言われています。
その一方で、内閣府の調査によると、日本人は諸外国に比べて自己肯定感が格段に低い傾向があることが分かっています。
もしも自己肯定感が高ければ…他人に拒絶されたり、好きな人からフラれ失恋したとしても、それを理由に自分自身を否定したり、自分の価値を低くすることはありません。
つまり自己肯定感が低いということは…他者の評価に自分の価値が左右されてしまう傾向が強いということでもあります。
これが極まり次第に『依存体質』へと変貌を遂げ、迷惑なストーカー犯罪を生み出しているというのは、
「自分を拒絶した、あの人に自分の価値を分からせたい」という感情が無意識レベルで働いていると言っても過言ではありません。
特徴4:連絡頻度が異様に多過ぎる
基本的に『LINE』や『電話』などの連絡頻度が異様に多い相手は、ストーカーになりやすいタイプと言えます。
なぜなら『あなたとの繋がり』を24時間、常に感じていないと心が不安になってしまうため、自然と連絡頻度が多くなってしまうのです。
そして少しでも、あなたの返信が遅れると「今、何してるの?」「もしかして他の男(女)と一緒なの?」など、ネチッこい粘着質なメッセージを送り付け、あなたを疑ってきます。
それでも、あなたからの返信が無い場合は、LINEメッセージを連発し追撃連投、あるいは数十件レベルの着信履歴を残す暴挙に出ることが多いのです。
もしも、そんな相手と出会ってしまった場合は『要注意人物』として認識し、少しだけ距離を取ることをお勧め致します。
特徴5:非常識レベルの頑固な性格
実は『頑固な性格』をしている人も、ストーカーになる可能性を秘かに秘めています。
自分の考えを一切曲げず、相手の考えを1mmも受け入れないので、片思いの相手や交際相手に対しても、
「絶対に、俺(私)のことが好きに違いない」「俺(私)と別れるなんて、彼女(彼)は誰かに脅されているんだ」などと、身勝手な妄想を展開してしまうことも…。
このタイプの人は、自分がストーキングしていることを正当化したり、あなたのせいにしたりと、常に自分にとって都合のイイように物事を解釈する傾向があります。
日常生活の中で、協調性に欠けており、自分の意見をワガママに押し付けてくるような人には要注意。
特徴6:24時間体制で、ネガティブ・オーラ全開
極度のネガティブ思考を持つ人は、ストーカー化しやすい傾向があります。
自分自身に自信がなく、あなたに拒否されることを極度に恐れているため、自分の中で『理想の女性像(男性像)』を作り上げます。
そして、理想と現実が交わらなければ「どうして、俺(私)が思うようにしれくれないんだ!」と怒り狂い、あっという間にストーカーへ変貌するのです。
冗談が通じないことが多いので、あなたの好きな男性芸能人(女性芸能人)を話題に出そうモンなら「それは、もう浮気だよ」と、極論を口にすることも少なくありません。
そもそも…普段から後ろ向きでネガティブな発言をしている相手とは、一緒にいても気分が落ち込み、暗い気持ちになるだけなので、
ストーカー『以前の問題』かもしれませんが…。
特徴7:完全にズレた妄想力と、激しい思い込み
ストーカーになりやすい人の特徴として『妄想的である』『思い込みが激しい』という側面も見逃せない要素の1つです。
先に挙げた『自己愛』の部分でも話した通り、ストーカー犯罪そのものが、あなたの感情をガン無視して自分の欲求を一方的に押し付けてくるモノです。
一般的な感覚を持った人であれば、あなたが嫌がっていることが明確であれば「それ以上のアプローチを仕掛けよう」なんて考えもしないでしょう。
そもそも、好きな相手から拒絶され傷つくのも嫌なモノです。
しかし、ストーカー気質を持つの多くの人は妄想的で、思い込みが激しいため「心では喜んでるはずだ」「これは特別な愛情表現なんだ」と、自分にとって都合の良い方に解釈していくのです。
かなり『ゾッ』とする話ですが、実際にストーカー被害に遭った多くの人が、
「知らない間に、自分が恋人にされていた」「勝手に両思いという話になっていた」などの供述が後を絶ちません。
このように、ストーカーにありがちな心理が、想像を絶するレベルの圧倒的な『妄想力』による、激しい思い込みです。
「あの人は、いつも自分を見てくれているんだ!」「SNSでの、あの発言は自分に対してのものだ!」などと妄想を膨らませていくうちに、
妄想と現実との境がなくなり「自分と、あの人は恋人同士だ」と事実がねじ曲がり、突然あなたの自宅へ(たとえ既婚者の子持ちだったとしても)押しかけてしまう…なんてことも。
また妄想が激しいタイプは『被害妄想』も強く出る傾向があります。
失恋した場合は「裏切られた」「許せない」と強く憤り、自分が感じている苦痛を、あなたに思い知らせたい一心で、度を超えた行動に走ってしまうのです。
あなたの留守中に、あなたの持ち物すべてを捨てる、あなたの大切なコレクションをハンマーなどで破壊する、あなたの衣服をハサミで切り刻む…
など、普通ではあり得ないような『復讐劇エピソード』に事欠かないのが、このタイプです。
特徴8:超が付くレベルで自尊心が高い
『自尊心(プライド)が高い』というのも、ストーカーに多い特性の1つです。
要するに「自己愛が高く、セルフイメージが低く、プライドが高い」という3つの人格のコンビネーションが発生すると『ストーカー』になりやすい。
『プライドが高い』を簡単に言えば、自分の非や、拒絶された事実を認められないということ。
一般的に「謝ることができない人」がいますが、そういったタイプの人がプライドが高いという典型的な例です。
『プライドの高さ』と言っても、良い意味のプライドと悪い意味のプライドの2つの意味合いがありますが、ここで語られているのは当然、悪い意味のプライド。
あなたから拒絶されれば拒絶されるほど、自分のプライドを汚された気持ちに陥り、あなたに執着してしまうのです。
自分のプライドを汚した、あなたに対して憎悪の恨みを抱くということが、ストーカー行為の原動力になっている人も中にはいるのです。
特徴9:責任転嫁と悪口の数が膨大
自己愛が強い特徴とも重なる部分はありますが、自分以外の人を貶(おとし)めようとする人は、ストーカー予備軍と言えるでしょう。
自分以外の人を認められず、常に孤独感を心に抱え込んでいます。
その一方で好意を寄せている、あなただけには「自分を心から認めて欲しい」「優しく慰めて欲しい」「全力で癒して欲しい」などと考えています。
なんとかして、あなたの興味を引こうとして、ストーカー行為に及ぶワケです。
また、しょっちゅう不平不満や愚痴をグチグチ漏らし『自己責任』なんて言葉とは無縁のタイプ。
コレは余談ですが、男性ストーカーは自宅など『プライベートな場所』で暴力性を発揮することが多いのに対して、
女性ストーカーは職場など『公的な場所』へ、いきなり押しかけ、ターゲットを罵倒するケースが多いそうです。
さておき、男女いずれにしても、ストーカーになりやすいタイプは『ワガママで自分勝手』『自己中心的な性格』ということが理解できたと思います。
粘着質なストーカー5つの壊れた心理状態
一体全体なぜ『ストーカー』ってヤツは、好意を寄せる相手に対して、いつまでもネチネチ執着心を燃やし、付きまとってしまうのでしょうか?
ここからは、ストーカーが持つ独特の感情ブッ壊れた5つの心理状態について、詳しく解説していきます。
心理状態1:全部を把握したくてしょうがない
ストーカー気質の人は、あなたの『交友関係』や『職場の人間』などをすべて把握し、あなたを周りから囲い込もうとします。
「今、一緒にいる友達を全員写した写真を送ってくれ」「職場にいる全員分のシフト表を見せて」など…
あなたに関係がない情報まで要求された時は、一気に黄色を通り越して赤ランプ点灯級の警告、かなり要注意です。
他にも『SNS』や『LINE』を逐一チェックし、監視し続けているため、返信が異様なまでに早いことも、このタイプの特徴。
要するに『ストーカー』は、あなたの全てを把握し、知り尽くしたいと思っているのです。
あなたのことを事細かに全て把握するための努力は惜しまず、あなたのブログ更新のチェックは当然ライフワークに組み込まれており、
四六時中SNSパトロールを実施して、あなたの交友関係などの情報をかき集めコレクトします。
時にストーカーは、ターゲットの自宅から付けて歩き、1日のスケジュールや行動範囲を把握することもあるのです。
好きな物に趣味趣向、今日食べたランチメニュー、明日出かける場所など、あなたの情報は誰よりも自分が知っておかなければ気が済まないのです。
心理状態2:邪魔者になる存在は消してやる
ストーカー行為を働く人は、自分が好意を持っている相手に『恋人はいるのか?』『仲の良い異性はいるのか?』などを無性に気にします。
なぜなら、自分の邪魔者に成り得る『消すべき対象』だからです。
そういった存在に対して、ストーカーは常に脅威をビシビシ感じています。
しかし勇気がないので、あなたに対してストレートに聞くことはできず、SNSのチェックなど回りクドイ手段を講じたり、
粘着質なストーキングをすることで、あなたの周りでウロウロしている可能性がある『排除すべき存在』を水面化でコッソリ確認しているのです。
心理状態3:寂しくて寂しくて震えてる
恋する乙女が、大好きな男性を想い「会いたくて会いたくて震える〜♪」なんてJ-POPが流行ったことがありましたが…ストーカーは『寂しくて』震えているのです。
要するに、ストーカーの中には寂しくて『かまって欲しい』という心理状態の人がいます。
ですが他人とコミュニケーションを取るのが苦手分野で、基本的に1人で過ごすことが多いことから、心の中にポッカリ空いた孤独感が生まれてしまうのです。
その『寂しさ』を埋めるために、1人の女性(男性)に固執し続けます。
このタイプのストーカーに対して『相談事』を話そうモンなら、あなたの弱みを握られ、ツケ込まれてしまう恐れがあるので注意が必要です。
心理状態4:自分は正義のヒーローだと思い込んでいる
基本的にストーカーは『自分は悪くない』と思い込んでいる人であり、正義のヒーローだとさえ感じているほどの勘違いっぷり。
そして自分を正当化する腕前は一流で、上手くいかないコトは全て他人の責任にする天才です。
そのため「俺(私)に、ここまでさせる女(男)が悪い」という考え方をしているのが常。
そもそも自分が犯している『ストーカー行為』に自覚は無く、罪悪感ゼロと言う人もいるのです。
心理状態5:精神年齢がマイナスに極振りしている
精神年齢とは『相手の気持ちを考える能力』と結論付けた心理学者がいます。
そういった意味で、ストーカー気質がある人の精神年齢は限りなく低く、もはやマイナスの次元だと言っても過言ではないのです。
そもそも人間には気持ちがあるワケで、好意を寄せている相手の気持ちを考えることができない時点で、ストーカーはターゲットのことを人だと見なしていない。
要するに、ストーカーは、ターゲットを自分の思い通りになる『モノ』だと勘違いしているケースがほとんど。
まるで、我が子を自慢のダシに使うことばかりを考えている親のようなスタンスで、自分のことしか考えていない…いや、考えることができない『体の大きい子供』なのです。
あなたの身の回りに、周りへの配慮や気配りができないような、ニブくて鈍感な人がいる場合は要注意です。
「フラれると、ストーカーになる?」ストーカー度を診断する『心理テスト』に関する記事は以下のリンクからご覧頂けます。
今回の内容とは逆で、ストーカーをされやすい人7つの特徴と6つの対処法をまとめた記事は以下のリンクからご覧頂けます。
まとめ
今回は、ストーカーになりやすい人が持っている9つの特徴と、ストーカー気質5つの心理状態について詳しく解説してきました。
ストーカー気質な人の特徴を『シンプル』に表現すると…
相手の気持ちを考えることができない人(精神年齢が低い)であり、大人になった今も、まったく自立ができていない人(だから依存する)と言えるでしょう。
今回の記事中に挙げた項目に当てハマるような人が、もしも身の周りにいる場合は、少し警戒心を強める必要がありそうです。
くれぐれも、ご注意ください。
ストーカーは犯罪です…
警視庁のホームページ
▶︎詳細はこちら
今日のチャレンジ
今日のチャレンジです。
今回は…
相手の気持ちを考えることができない人や、自立していない人がいたら、ストーカー気質があることを心の隅っこに置いておく
あなたに今回の記事で紹介した通り、ストーカーになりやすい人の特徴9個と、ストーカー行為を働く人が持っている5つの心理状態があると思いますが…
特徴その1:
限られた生活環境と狭い視野
特徴その2:
嫉妬深く、独占欲が凶暴レベル
特徴その3:
過剰なまでの自己愛を持っている
特徴その4:
異様に多すぎる連絡頻度
特徴その5:
非常識レベルの頑固気質
特徴その6:
ネガティブ・オーラ全開
特徴その7:
ズレた妄想力と激しい思い込み
特徴その8:
自信と釣り合わない高いプライド
特徴その9:
悪口と不平不満の数が膨大である
心理その1:
ターゲットの全部を把握したい
心理その2:
邪魔者に対して脅威を感じている
心理その3:
寂しくて構ってもらいたい
心理その4:
自分は正しいと疑わない思考回路
心理その5:
限りなく低い精神年齢の持ち主
それらに該当するような人物が身近にいる場合は、少しだけ『警戒しておく』くらいの心構えを持つのが丁度いい塩梅(あんばい)です。
夏の季節になると『心霊スポット』や『怪談話』などで、盛り上がることがあるかもしれません。
もちろん、死んだ人間の悪霊も怖いですが、生きている人間も恐ろしいモノです。
人を無条件に信じるのではなく、ちょっとだけ疑ってかかる気持ちを持つことは、あなた自身の身を守る上でも大切なコトなのです。
ストーカー被害には、お気をつけ下さい。
最後までお読み頂き
本当にありがとうございました。
あなたと出逢えた奇跡を大切に。
そして・・・
あなたの人生が
もっと素敵になりますように。
心を込めて。
裏・人生相談所
たつき(渡邊 堅太)
「この記事、イイな!!」
と思ったら…
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小さい力ながらも
本気で「日本を変えたい!」
と思って記事を書いています。
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