玄関に絵を飾るなら、おしゃれなだけでなく風水も意識して選びたいと考える方は多いでしょう。

風水では玄関を「気」の出入り口として重視し、飾る絵のモチーフや色、方角、位置などにもさまざまな考え方があります。

この記事では、玄関の風水におすすめの絵12選から8方位・運気別の選び方、飾る場所、避けたい絵まで詳しく解説します。

目次
  1. 玄関の風水で絵を飾る前に知っておきたい3つの基本
    1. 玄関は風水で良い気を迎え入れる重要な場所
    2. 玄関に絵を飾る意味と期待できる風水効果
    3. 風水だけでなく見て心地よい絵を選ぶことも大切
  2. 玄関の風水におすすめの絵・モチーフ12選
    1. 花の絵
    2. 植物・木の絵
    3. 森林の絵
    4. 山の絵
    5. 富士山の絵
    6. 太陽の絵
    7. 龍の絵
    8. 鳥の絵
    9. 馬の絵
    10. 魚の絵
    11. 果物の絵
    12. 明るい風景画
  3. 玄関の方角別に風水でおすすめの絵を8方位から選ぼう
    1. 北の玄関におすすめの絵・色
    2. 北東の玄関におすすめの絵・色
    3. 東の玄関におすすめの絵・色
    4. 南東の玄関におすすめの絵・色
    5. 南の玄関におすすめの絵・色
    6. 南西の玄関におすすめの絵・色
    7. 西の玄関におすすめの絵・色
    8. 北西の玄関におすすめの絵・色
  4. 上げたい運気から玄関に飾る絵を選ぶ5つの考え方
    1. 金運を上げたいときにおすすめの絵
    2. 恋愛運・結婚運を上げたいときにおすすめの絵
    3. 仕事運・出世運を上げたいときにおすすめの絵
    4. 健康運を上げたいときにおすすめの絵
    5. 家庭運・人間関係運を上げたいときにおすすめの絵
  5. 玄関に絵を飾る場所で押さえたい5つの風水ポイント
    1. 玄関から見て右側に絵を飾る場合の考え方
    2. 玄関から見て左側に絵を飾る場合の考え方
    3. 玄関正面に絵を飾る場合の注意点
    4. 絵を飾る高さ・大きさ・枚数を玄関とのバランスで決める
    5. 額縁まで清潔に保ち玄関全体を明るく整える
  6. 風水で玄関に飾るのを避けたい絵・飾り方7選
    1. 暗く不安や恐怖を感じさせる絵
    2. 争いや攻撃性を強く感じさせる絵
    3. 枯れた植物や荒涼とした風景を描いた絵
    4. 人物画・家族写真を玄関に飾る場合は意味を理解して選ぶ
    5. 海・水の絵は方角や表現との相性を考える
    6. 玄関正面に大きな絵を飾るときは圧迫感にも注意する
    7. 汚れた絵や壊れた額縁をそのまま飾らない
  7. あなたの玄関に合う風水の絵を選ぶ3ステップ
    1. 玄関の方角を調べて相性の良い色・モチーフを絞る
    2. 金運・恋愛運・仕事運など上げたい運気から候補を選ぶ
    3. あなたが見て明るい気持ちになれる絵を最終的に選ぶ
  8. まとめ:玄関の風水に合う絵を選んで心地よい空間をつくろう

玄関の風水で絵を飾る前に知っておきたい3つの基本

この章で扱う主なポイントは以下のとおりです。

・玄関は風水で良い気を迎え入れる重要な場所

・玄関に絵を飾る意味と期待できる風水効果

・風水だけでなく見て心地よい絵を選ぶことも大切

風水では、玄関は外から「気」を迎え入れる重要な場所と考えられています。そのため、玄関に飾る絵を選ぶ際は、モチーフや色だけを見るのではなく、玄関全体の明るさや清潔感、あなた自身が絵から受ける印象も大切です。

まずは玄関と絵の基本的な関係を理解して、これから紹介する具体的な選び方につなげていきましょう。

玄関は風水で良い気を迎え入れる重要な場所

風水では、玄関は住まいの中でも特に重要な場所のひとつと考えられています。外から入ってくる「気」の入口とされているため、玄関の環境を整えることが、住まい全体の運気を考えるうえで基本となるからです。

たとえば、玄関に物が散乱していたり、靴やほこりで汚れていたりすると、見た目にも暗く窮屈な印象になります。反対に、不要な物を片付けて掃除を行い、明るく清潔な状態を保てば、あなたや家族が帰宅したときにも気持ちよく感じられるでしょう。

そのうえで絵を取り入れると、玄関に明るさや彩りを加えながら、風水を意識した空間づくりができます。ただし、絵を飾ることだけにこだわるのではなく、まずは玄関を清潔に整えることが大切です。

玄関に絵を飾る意味と期待できる風水効果

玄関に絵を飾ることは、風水では空間に不足している「気」を補ったり、玄関の雰囲気を整えたりする方法のひとつとして考えられています。絵には色やモチーフがあるため、それぞれが持つとされる意味を玄関に取り入れられるからです。

たとえば、植物や森林など自然を描いた絵なら生命力や成長をイメージしやすく、花の絵なら玄関を華やかで明るい印象にできます。

また、方角の五行と相性の良い色を絵に取り入れたり、金運・仕事運・恋愛運など、あなたが意識したい運気からモチーフを選んだりする方法もあります。

ただし、絵を飾るだけで必ず運気が上がると考える必要はありません。玄関を清潔に整えたうえで、風水の考え方を暮らしに取り入れる手段として絵を活用するとよいでしょう。

風水だけでなく見て心地よい絵を選ぶことも大切

玄関に飾る絵は、風水上の意味だけで決めるのではなく、あなた自身が見て心地よいと感じるものを選ぶことも大切です。

玄関は毎日のように目にする場所なので、好みに合わない絵を「運気に良いから」という理由だけで飾ると、かえって落ち着かない空間になる可能性があります。

たとえば、風水で良いとされる色やモチーフが複数あるなら、その中からあなたが「きれい」「好き」「玄関に飾りたい」と感じる絵を選ぶとよいでしょう。玄関の壁紙や家具、照明などとの調和を考えれば、インテリアとしてもまとまりやすくなります。

風水との相性・玄関との調和・あなた自身の好みの3点を意識すると、無理なく長く飾れる一枚を選びやすくなります。風水を楽しみながら、帰宅したときに気持ちよく感じられる玄関を目指しましょう。

玄関の風水におすすめの絵・モチーフ12選

この章で扱う主なポイントは以下のとおりです。

・花の絵

・植物・木の絵

・森林の絵

・山の絵

・富士山の絵

・太陽の絵

・龍の絵

・鳥の絵

・馬の絵

・魚の絵

・果物の絵

・明るい風景画

玄関に飾る絵を風水の観点から選ぶなら、色だけでなく、描かれているモチーフが持つとされる意味にも注目しましょう。自然や植物、縁起の良い生き物など、玄関に取り入れやすい題材は数多くあります。

ただし、同じモチーフでも絵から受ける印象は異なるため、明るさや色合い、玄関との調和も重要です。

ここからは、玄関の風水に取り入れやすい12種類の絵・モチーフを順番に解説します。

花の絵

花の絵は、玄関を明るく華やかな印象にしたいときに取り入れやすいモチーフです。風水では花の種類や色によってさまざまな意味があるとされるため、あなたが意識したい運気や玄関の方角に合わせて選ぶ方法があります。

たとえば、ピンク系の花は恋愛運や良縁を意識したい場合、黄色やゴールドを基調とした花は金運を意識するときの候補になります。また、緑の葉が豊かに描かれた花の絵なら、植物が持つ生命力や成長のイメージも玄関へ取り入れやすいでしょう。

ただし、花であれば何でも良いわけではありません。枯れた花や暗く寂しい印象を受ける作品より、生き生きと咲く花や明るく清潔感のある作品がおすすめです。

玄関の雰囲気や壁の色とも合わせながら、あなたが見るたびに心地よく感じられる花の絵を選んでみてください。

植物・木の絵

植物や木の絵は、成長や発展をイメージさせるモチーフとして玄関に取り入れやすい絵です。風水の五行では植物や樹木は「木」の要素と結び付けて考えられるため、成長や仕事、発展などを意識した空間づくりにも活用できます。

たとえば、若葉が伸びる木や枝葉を豊かに広げた大樹など、生き生きとした植物を描いた作品なら、玄関に自然の爽やかさも加えられます。特に本物の観葉植物を置くスペースがない玄関では、植物の絵をインテリアとして楽しむのも一つの方法です。

選ぶ際は、枯れ木や葉が落ちた寂しい木よりも、緑豊かで生命力を感じられる植物や木の絵を候補にするとよいでしょう。あなたが成長や新しい挑戦を意識しているなら、毎日の出入りで目にする玄関にも取り入れやすいモチーフです。

森林の絵

森林の絵は、玄関に自然の穏やかさや爽やかな印象を取り入れたいときにおすすめのモチーフです。風水の五行では、豊かな樹木は「木」の要素と関連付けて考えられるため、成長や発展を意識したい場合にも取り入れやすいでしょう。

たとえば、朝日が差し込む森や青々とした木々が広がる森林など、明るく生命力を感じる作品なら、玄関の雰囲気も軽やかに見せられます。奥へと続く小道が描かれた森林画などは空間に奥行きを感じさせるため、玄関インテリアとして楽しむ方法もあります。

一方で、薄暗い森や枯れた木々など、見ていて不安や寂しさを感じる作品は慎重に選びたいところです。明るさ・生命力・清潔感を感じられる森林の絵を基本に、あなたが玄関に入ったときに気持ちが落ち着く作品を選びましょう。

山の絵

山の絵は、安定感や力強さを感じさせるモチーフとして、玄関の風水に取り入れやすい絵のひとつです。風水では山を大地のエネルギーや支えの象徴として捉える考え方があり、生活の基盤や仕事の安定などを意識したい場合の候補になります。

たとえば、緑に覆われた雄大な山や朝日に照らされた山など、明るく堂々とした印象の作品なら玄関にも飾りやすいでしょう。仕事運や社会的な成長を意識する場合も、上へ伸びる山の姿は前向きなイメージにつながります。

一方で、険しすぎる岩山や荒涼とした山、暗い空に覆われた作品などは、玄関に重苦しい印象を与えることがあります。山という題材だけで判断せず、安定感・明るさ・生命力を感じられるかを確認し、あなたが前向きな印象を受ける作品を選ぶことがポイントです。

富士山の絵

富士山の絵は、日本で古くから縁起の良い題材として親しまれており、玄関に飾る絵の候補にもなります。日本一高い山として堂々とそびえる姿から、成功や発展、目標達成などを連想しやすく、前向きな印象を玄関に取り入れたい場合にも適しています。

特に、朝日に照らされた富士山や青空を背景にした富士山、桜などの自然と組み合わせた作品は、明るく華やかな玄関を演出しやすいでしょう。

「赤富士」も縁起の良いモチーフとして知られていますが、赤は存在感の強い色なので、玄関の方角やインテリアとのバランスを考えて取り入れることが大切です。

富士山だから必ず開運につながると考えるのではなく、絵全体の明るさや色、あなたが受ける印象も確認しましょう。目標に向かって頑張りたいときなど、玄関で前向きな気持ちになれる一枚を選ぶのがおすすめです。

太陽の絵

太陽の絵は、明るさや活力を感じさせるモチーフとして、玄関に前向きな印象を加えたいときに取り入れやすい作品です。風水では太陽を「陽」の気を象徴する存在として捉える考え方があり、暗くなりやすい玄関に明るいイメージを取り入れたい場合にも候補となります。

なかでも、朝日や日の出を描いた作品は、一日の始まりや新しいスタートを連想させます。仕事や勉強、新しい挑戦などを始めたあなたにとっても、外出時に目にすることで前向きな気持ちをつくりやすいでしょう。

ただし、強烈な赤や炎のような表現が中心の太陽は、玄関によっては圧迫感を与える場合があります。穏やかな朝日や明るい空と組み合わせた太陽など、温かさを感じられる作品を選び、玄関の方角や周囲の色とのバランスも意識してみてください。

龍の絵

龍の絵は、風水で力強いエネルギーや発展、成功などを象徴する存在として扱われることがあり、開運を意識した玄関のモチーフとして人気があります。龍は中国の伝統文化でも吉祥の象徴とされており、仕事運や出世運、金運などを意識したい場合の候補になります。

たとえば、天へ昇る龍を描いた「昇り龍」は、上昇や飛躍をイメージしやすいモチーフです。また、水とともに描かれた龍など作品によって印象や意味合いが異なるため、玄関の方角や色との相性まで確認すると選びやすくなります。

ただし、龍は非常に存在感の強い題材です。威圧的で恐怖を感じる作品や、玄関を圧迫するほど大きな絵を無理に選ぶ必要はありません。力強さの中にも品格や明るさを感じられ、あなたが見て前向きになれる龍の絵を選ぶことが大切です。

鳥の絵

鳥の絵は、自由や飛躍、人との縁などを連想させるモチーフとして、玄関に取り入れやすい絵のひとつです。空へ向かって羽ばたく姿は上昇や発展をイメージさせるため、仕事や新しい挑戦、人間関係などを意識したいときの候補になります。

鳥の種類によっても印象は変わります。たとえば、鶴は長寿や繁栄を象徴する縁起物として日本で親しまれており、つがいの鳥を描いた作品なら良縁や夫婦円満を連想しやすいでしょう。

また、青空や花、緑などと一緒に描かれた鳥の絵なら、玄関にも明るさや爽やかさを加えられます。

選ぶときは、傷ついた鳥や争う鳥などより、元気に羽ばたく姿や穏やかに寄り添う姿など、前向きな印象を受ける作品がおすすめです。あなたが意識したい運気と絵から感じる雰囲気の両方を確認して選んでみてください。

馬の絵

馬の絵は、行動力や前進、成功などをイメージさせるモチーフとして、仕事運や目標達成を意識したい玄関に取り入れやすい作品です。力強く走る馬の姿には躍動感があり、これから積極的に行動したいあなたの気持ちにも合いやすいでしょう。

日本でも馬は「物事がうまくいく」という語呂合わせなどから縁起の良い存在として親しまれてきました。また、複数の馬が大地を駆ける絵や、明るい草原を進む馬などは、発展や前進を連想させるインテリアとしても楽しめます。

ただし、暴れている馬や争っている場面など、激しさや不安を強く感じる作品は玄関には慎重に取り入れたいところです。前へ進む力強さと明るさを感じられる馬の絵を基本に、あなたが目にしたとき「頑張ろう」と前向きになれる作品を選ぶとよいでしょう。

魚の絵

魚の絵は、豊かさや繁栄をイメージさせるモチーフとして、金運や発展を意識した玄関に取り入れられることがあります。

風水の背景にある中国文化では、魚は富や余裕を連想させる縁起の良い存在として扱われてきました。水の中を生き生きと泳ぐ姿から、活力のある印象も加えられます。

たとえば、錦鯉を描いた作品は華やかさがあり、鯉そのものも立身出世や成功を連想させるモチーフとして親しまれています。複数の魚が穏やかに泳ぐ絵なら、玄関に動きや奥行きを感じさせるインテリアとしても楽しめるでしょう。

一方で、魚の絵には「水」の表現が伴うことが多いため、玄関の方角と五行の関係や作品全体の色合いも確認することがポイントです。暗く荒々しい水景より、あなたが豊かさや穏やかさを感じられる明るい作品を選んでみてください。

果物の絵

果物の絵は、実りや豊かさ、繁栄を連想させるモチーフとして、明るい玄関づくりに取り入れやすい作品です。植物が育った末に実を結ぶ果実は「成果」や「収穫」のイメージにもつながるため、金運や仕事運、家庭の豊かさなどを意識するときの候補になります。

たとえば、黄色やオレンジ色の柑橘類を描いた作品なら玄関を明るく見せやすく、たくさんの実が描かれた絵からは豊穣を連想できます。桃やザクロ、ぶどうなども、文化や風水の解釈によって長寿・子孫繁栄・豊かさなどと結び付けられることがあります。

選ぶ際は、傷んだ果物や暗い色調の作品より、みずみずしく豊かに実った果物を明るく描いた絵がおすすめです。玄関の方角や周囲のインテリアとも合わせながら、あなたが「豊かだな」と感じられる一枚を選びましょう。

明るい風景画

明るい風景画は、玄関に開放感や爽やかな印象を加えたいときに取り入れやすい絵です。風水では玄関の明るさや清潔感が重視されるため、青空や緑豊かな草原、花畑など、見た瞬間に前向きな印象を受ける風景は玄関とも合わせやすいでしょう。

たとえば、朝日が差し込む自然風景や、明るい空の下に植物が広がる作品なら、太陽・植物などのモチーフも一緒に取り入れられます。ただし、「風景画なら何でも風水に良い」と一括りにするのではなく、描かれている内容や色合いまで確認することが大切です。

荒れた海や嵐、廃墟、日が沈んだ暗い景色など、あなたが不安や寂しさを感じる作品は慎重に選びましょう。玄関に入った瞬間に明るさ・安心感・心地よさを感じられる風景画を基準にすると、風水とインテリアの両面から選びやすくなります。

玄関の方角別に風水でおすすめの絵を8方位から選ぼう

この章で扱う主なポイントは以下のとおりです。

・北の玄関におすすめの絵・色

・北東の玄関におすすめの絵・色

・東の玄関におすすめの絵・色

・南東の玄関におすすめの絵・色

・南の玄関におすすめの絵・色

・南西の玄関におすすめの絵・色

・西の玄関におすすめの絵・色

・北西の玄関におすすめの絵・色

風水では、北・北東・東・南東・南・南西・西・北西の8方位にそれぞれ五行や象意があると考えます。

そのため、玄関の方角に合わせて絵の色やモチーフを選ぶことも一つの方法です。ただし、方角だけで絵を決める必要はありません。

あなたの好みや玄関全体との調和も考えながら、8方位それぞれの特徴を絵選びのヒントとして活用していきましょう。

北の玄関におすすめの絵・色

風水で北は五行の「水」に属し、落ち着きや静けさと関係する方角として考えられています。北向きの玄関は日差しが入りにくく暗い印象になりやすいため、絵を選ぶ際には空間を明るく柔らかく見せる色を取り入れるのがおすすめです。

候補となるのは、白・アイボリー・淡いピンク・ベージュなどを基調とした明るい絵です。たとえば、優しい色合いの花や穏やかな自然風景などは玄関にも取り入れやすいでしょう。恋愛運や人間関係を意識するなら、温かみのあるピンク系の花を選ぶ方法もあります。

一方、黒や濃紺など「水」を強く連想させる暗い色を玄関全体に増やしすぎると、重たい印象になる場合があります。北の性質だけで決めるのではなく、不足しやすい明るさや温かさを絵で補うことを意識し、あなたが心地よく感じる一枚を選びましょう。

北東の玄関におすすめの絵・色

風水で北東は五行の「土」に属し、「変化」と関係する方角として考えられています。また、日本の家相では「鬼門」と呼ばれるため、北東の玄関では特に清潔で整った空間を保つことを意識するとよいでしょう。

絵の色は、白・アイボリー・ベージュ・淡い黄色など、明るく清潔感のある色が候補になります。

モチーフなら、雄大な山や自然の大地、明るい花などを取り入れると、「土」の安定感をイメージしやすくなります。白を基調とした花の絵なら、玄関をすっきり見せたい場合にも合わせやすいでしょう。

北東だからといって、特定の絵を飾るだけで運気が決まるわけではありません。鬼門という言葉を必要以上に怖がらず、掃除・整理整頓を基本に、明るさと清潔感を補える絵を選ぶことがポイントです。あなたが気持ちよく出入りできる玄関を第一に考えてください。

東の玄関におすすめの絵・色

風水で東は五行の「木」に属し、成長や発展、新しい始まりと関係する方角として考えられています。太陽が昇る方角でもあるため、仕事や勉強、新しい挑戦など、前へ進むイメージを玄関に取り入れたい場合と相性が良いでしょう。

絵の色は、緑・青・水色など爽やかな色が候補になります。モチーフなら、青々と育つ植物や木、森林、朝日が差し込む自然風景などがおすすめです。特に上へ伸びる樹木や若葉を描いた作品なら、「木」が持つ成長のイメージも取り入れやすくなります。

反対に、玄関全体を重たく見せる暗い色調や、枯れ木など生命力を感じにくい作品は慎重に選びたいところです。東の玄関では、朝・成長・爽やかさを連想できる色やモチーフを意識し、あなたが外出するときに前向きな気持ちになれる絵を選びましょう。

南東の玄関におすすめの絵・色

風水で南東は五行の「木」に属し、人との縁や交流、発展などと関係する方角として考えられています。そのため、恋愛や結婚だけでなく、仕事上の出会いや人間関係など、良いご縁を意識したい場合にも注目したい方角です。

絵の色は、緑・黄緑・淡いピンク・オレンジなど、明るく爽やかな色が候補になります。

モチーフなら、生き生きとした花や植物、木々、鳥などを描いた作品が取り入れやすいでしょう。良縁を意識するなら、優しい色合いの花や、つがいの鳥を描いた絵を選ぶ方法もあります。

南東の玄関では、重苦しい作品よりも、風が通り抜けるような軽やかさや明るさを感じる絵を意識すると選びやすくなります。あなたが玄関を通るたびに爽やかな気分になれるかどうかも大切な判断基準にしてください。

南の玄関におすすめの絵・色

風水で南は五行の「火」に属し、人気や評価、美しさ、知性などと関係する方角として考えられています。日差しが入りやすい南向きの玄関では、もともとの明るさを生かしながら、「火」の気を強めすぎない色やモチーフを選ぶことがポイントです。

絵の色は、緑・黄緑・白などを基調とした爽やかな色が候補になります。「木」は五行で「火」を生じる関係にあるため、植物や木、森林など自然を描いた作品も取り入れやすいでしょう。

赤や紫も南と関連付けられる色ですが、存在感が強いため、絵の一部にアクセントとして使う程度にすると玄関とのバランスを取りやすくなります。

南の玄関では、赤を多用した刺激の強い作品や、炎を強く連想させる絵を増やしすぎないことも大切です。明るさと落ち着きのバランスを意識して、あなたが心地よいと感じる作品を選びましょう。

南西の玄関におすすめの絵・色

風水で南西は五行の「土」に属し、家庭や安定、人とのつながりなどと関係する方角として考えられています。日本の家相では「裏鬼門」と呼ばれる方角でもあるため、南西の玄関では北東と同様に、掃除や整理整頓を基本として清潔な状態を保つことが大切です。

絵の色は、ベージュ・アイボリー・淡い黄色・ブラウンなど、土や大地を連想させる穏やかな色が候補になります。モチーフなら、花畑や田園、実りを感じさせる果物、穏やかな山など、自然の豊かさや安定感を感じられる作品を取り入れやすいでしょう。

家庭運や人間関係を意識する場合には、複数の花や果実など、調和や豊かさを連想できる作品を選ぶ方法もあります。落ち着き・温かさ・安定感を基準に、あなたや家族が帰宅したときに安心できる玄関を目指して絵を選びましょう。

西の玄関におすすめの絵・色

風水で西は五行の「金」に属し、金運や豊かさ、楽しみなどと関係する方角として考えられています。そのため、西の玄関で絵を選ぶ場合は、華やかさを取り入れながらも、派手になりすぎない上品な作品を意識するとよいでしょう。

絵の色は、白・黄色・ゴールド・アイボリーなどが候補になります。モチーフなら、黄色い花や豊かに実った果物、明るい自然風景などを取り入れやすいでしょう。

金運を意識する場合でも、玄関全体を黄色やゴールド一色にする必要はなく、絵の一部に取り入れるだけでもインテリアとしてまとめやすくなります。

一方、強すぎる原色や豪華すぎるデザインは、玄関によっては落ち着かない印象になることがあります。西の玄関では、明るさ・豊かさ・上品さのバランスを意識し、あなたが気持ちよく眺められる絵を選びましょう。

北西の玄関におすすめの絵・色

風水で北西は五行の「金」に属し、仕事や社会的な立場、責任、援助などと関係する方角として考えられています。家や組織を支える人物との結び付きから、仕事運や出世運を意識するときにも注目される方角です。

そのため、北西の玄関では落ち着きと品格を感じられる絵が合わせやすいでしょう。

絵の色は、白・アイボリー・ベージュ・ゴールド・淡い黄色などが候補になります。モチーフなら、雄大な山や富士山、穏やかな自然風景など、安定感や力強さを感じられる作品を選ぶ方法があります。

仕事で成長したい場合には、堂々とした山や上昇を連想できる題材も取り入れやすいでしょう。

派手さを優先するより、上品さ・安定感・清潔感を意識することがポイントです。玄関全体のインテリアとも調和させながら、あなたが落ち着きや前向きな力を感じられる一枚を選んでみてください。

上げたい運気から玄関に飾る絵を選ぶ5つの考え方

この章で扱う主なポイントは以下のとおりです。

・金運を上げたいときにおすすめの絵

・恋愛運・結婚運を上げたいときにおすすめの絵

・仕事運・出世運を上げたいときにおすすめの絵

・健康運を上げたいときにおすすめの絵

・家庭運・人間関係運を上げたいときにおすすめの絵

玄関に飾る絵は、方角だけでなく、あなたが意識したい運気から選ぶ方法もあります。

金運なら豊かさ、恋愛運なら良縁、仕事運なら成長など、それぞれの目的を連想できる色やモチーフを候補にすると選びやすくなります。ただし、運気だけを優先するのではなく、玄関の方角やインテリアとの調和も大切です。

ここからは、5つの運気に分けて絵の選び方を解説します。

金運を上げたいときにおすすめの絵

金運を意識して玄関に絵を飾るなら、風水で豊かさや繁栄を連想させる色・モチーフを取り入れる方法があります。代表的な候補は、黄色・ゴールド・白などを使った絵や、果物・魚・豊かに実る植物などを描いた作品です。

たとえば、みずみずしい果物が豊富に実っている絵は「実り」や「収穫」をイメージしやすく、金運だけでなく生活全体の豊かさを意識したい場合にも選びやすいでしょう。また、錦鯉などの魚は繁栄や成功を連想させるモチーフとして取り入れられることがあります。

西の玄関なら、「金」と関係する黄色やゴールドをアクセントにする方法も考えられます。

ただし、金色を増やせば増やすほど良いわけではありません。玄関の方角との相性や全体の上品さ、あなた自身が心地よく感じるかも確認し、無理なく暮らしになじむ絵を選びましょう。

恋愛運・結婚運を上げたいときにおすすめの絵

恋愛運や結婚運を意識するなら、優しさや良縁、調和を連想できる絵を玄関に取り入れる方法があります。色ではピンク・淡いオレンジ・白などの柔らかな色合い、モチーフでは花やつがいの鳥などが候補になります。

たとえば、明るく咲くピンクの花は玄関を華やかに見せやすく、恋愛や良縁を意識した空間にも取り入れやすいでしょう。2羽の鳥が穏やかに寄り添う作品なら、パートナーとの調和や良好な関係をイメージできます。

また、南東は風水で縁や人間関係と結び付けて考えられるため、玄関の方角が南東なら緑や花のモチーフとの組み合わせも選択肢です。

大切なのは、恋愛運を意識するあまり好みではない作品を無理に飾らないことです。あなたが見て幸福感や優しさを感じられる絵を選び、明るく清潔な玄関と組み合わせて楽しみましょう。

仕事運・出世運を上げたいときにおすすめの絵

仕事運や出世運を意識して玄関に絵を飾るなら、成長・前進・上昇・安定を連想できるモチーフを選ぶ方法があります。植物や大樹、山、富士山、昇り龍、前へ進む馬などは、仕事で成長したいあなたにも取り入れやすい題材です。

たとえば、上へ伸びる樹木は成長や発展、堂々とした山は安定や目標達成をイメージできます。力強く駆ける馬なら行動力や前進、昇り龍なら飛躍や上昇を連想しやすいでしょう。

また、風水で東は成長や発展、北西は仕事や社会的な立場と関連付けて考えられるため、玄関の方角も確認すると絵を絞り込みやすくなります。

ただし、威圧感が強すぎる作品を選ぶ必要はありません。仕事への意欲を高めながら、玄関に安定感や品格を与えられる絵を意識し、あなたが出勤前に前向きな気持ちになれる一枚を選びましょう。

健康運を上げたいときにおすすめの絵

健康運を意識して玄関に絵を飾るなら、生命力や安らぎを感じられる自然のモチーフが取り入れやすいでしょう。風水では、緑豊かな植物・木・森林・明るい自然風景などは、成長や生命力をイメージできる題材として扱われます。

たとえば、若葉が生い茂る木や朝日が差し込む森林、穏やかな花畑などは、玄関に自然の爽やかさを加えられます。色では緑や黄緑、アイボリーなど、目にしたときに落ち着きや清潔感を感じられるものが候補です。

家族の健康を願う場合にも、暗い作品より生き生きとした自然を描いた絵のほうが玄関を明るく見せやすくなります。

もちろん、絵そのものが健康を保証するわけではありません。健康的な生活を基本としながら、気持ちよく一日を始めたり帰宅したりできる空間づくりの一つとして風水を楽しむことが大切です。

家庭運・人間関係運を上げたいときにおすすめの絵

家庭運や人間関係運を意識するなら、調和や安心感、人とのつながりを連想できる絵を玄関に取り入れる方法があります。家族が毎日出入りする場所だからこそ、強い刺激を与える作品よりも、温かさや穏やかさを感じられるモチーフや色が合わせやすいでしょう。

たとえば、複数の花が調和して咲く花畑、穏やかに寄り添う鳥、豊かに実った果物、緑に包まれた自然風景などが候補です。色ではベージュやアイボリー、淡い黄色、優しい緑などを使った作品なら、玄関にも落ち着いた印象を加えられます。

風水で家庭や安定と関係するとされる南西を意識して選ぶ方法もあります。

ただし、家庭運のために家族全員が好まない絵を飾っては本末転倒です。あなたや家族が見て安心でき、自然に気持ちが和らぐ作品を選び、玄関を心地よい共有空間として整えていきましょう。

玄関に絵を飾る場所で押さえたい5つの風水ポイント

この章で扱う主なポイントは以下のとおりです。

・玄関から見て右側に絵を飾る場合の考え方

・玄関から見て左側に絵を飾る場合の考え方

・玄関正面に絵を飾る場合の注意点

・絵を飾る高さ・大きさ・枚数を玄関とのバランスで決める

・額縁まで清潔に保ち玄関全体を明るく整える

玄関の風水では、どんな絵を選ぶかだけでなく、どこにどのように飾るかも重要なポイントです。右側・左側・正面といった位置に関する考え方に加え、絵の高さや大きさ、額縁の状態まで確認すると、玄関全体をバランスよく整えやすくなります。

風水上の意味だけに縛られず、あなたや家族が安全かつ心地よく出入りできる配置を基本に考えていきましょう。

玄関から見て右側に絵を飾る場合の考え方

玄関の右側に絵を飾る場合は、まず「どちらを向いたときの右側なのか」を明確にすることが大切です。風水には複数の流派や解釈があり、玄関の内側から外を見る場合と、玄関から室内へ入った場合とで左右の捉え方が異なることがあります。

そのため、「右側なら必ず○○運が上がる」と一律に判断しないほうがよいでしょう。

実際に配置するときは、玄関へ入った際に自然と視線が向く壁や、通行の邪魔にならない場所を選ぶのがおすすめです。絵の色やモチーフについては、左右だけで決めるよりも、玄関そのものの方角や上げたい運気と組み合わせて考えると選びやすくなります。

右側という位置だけにこだわらず、方角・絵の内容・玄関全体のバランスを総合的に判断してください。あなたが帰宅したときに気持ちよく目に入る配置であることも重要です。

玄関から見て左側に絵を飾る場合の考え方

玄関の左側に絵を飾る場合も、右側と同様に「どの向きから見た左側なのか」を確認することが大切です。

風水にはさまざまな流派があり、左右の位置に対する意味付けも一律ではありません。そのため、「左側に飾れば必ず特定の運気が上がる」と考えるより、玄関全体との調和を優先するとよいでしょう。

配置を決める際は、ドアや収納扉の開閉を妨げず、玄関に入ったとき自然に視界へ入る場所を選びます。壁面に十分な余白があれば、花や植物、明るい風景などの絵を飾ることで、殺風景な玄関に彩りを加えることも可能です。

左右の位置だけで絵を決めるのではなく、玄関の方角・上げたい運気・色やモチーフ・インテリアとのバランスを組み合わせて判断しましょう。あなたが毎日心地よく眺められる配置であることも、絵選びでは欠かせないポイントです。

玄関正面に絵を飾る場合の注意点

玄関正面は、家に入ったとき最初に視線が向きやすい場所なので、絵を飾る場合は作品の印象や大きさを慎重に選ぶことが大切です。風水では、玄関から入った「気」の流れを重視する考え方があるため、正面に強い存在感を持つものを置くことを避ける解釈もあります。

ただし、玄関正面の絵が一律にNGというわけではなく、風水の流派によっても考え方は異なります。実際に飾るなら、暗い絵や威圧感の強い作品より、花・植物・明るい自然風景など、玄関に開放感を与えやすい作品を候補にするとよいでしょう。

また、大きすぎる絵は狭い玄関に圧迫感を与える場合があります。風水上の考え方だけでなく、玄関の広さ・視線・動線とのバランスを確認し、あなたがドアを開けたときに心地よく感じられる配置を意識してください。

絵を飾る高さ・大きさ・枚数を玄関とのバランスで決める

玄関に絵を飾るときは、風水上の意味だけでなく、高さ・大きさ・枚数と空間のバランスを考えることが大切です。絵が大きすぎたり、狭い壁に何枚も詰め込んだりすると圧迫感や雑然とした印象につながり、玄関の心地よさを損なう場合があります。

高さは、家に入ったときに無理なく鑑賞できる目線付近を基準にすると配置しやすいでしょう。大きさについては壁いっぱいに飾るのではなく、周囲に適度な余白を残すと絵が引き立ちます。

複数枚を飾る場合も、サイズや額縁、間隔をそろえるなど、ひとまとまりに見える配置を意識すると玄関をすっきり見せられます。

風水だから特定の枚数にしなければならないと考える必要はありません。玄関の広さ・壁面・動線・見た目の調和を優先し、あなたが落ち着いて眺められる飾り方を選びましょう。

額縁まで清潔に保ち玄関全体を明るく整える

玄関に風水を取り入れるなら、絵のモチーフや方角だけでなく、額縁や周辺まで清潔に保つことが大切です。どれほど縁起の良い意味を持つ絵でも、表面にほこりが積もっていたり、額縁が壊れたままだったりすると、玄関全体が古びて暗い印象になってしまいます。

絵を飾った後は、額縁やアクリル・ガラス面のほこりを定期的に取り除き、傾きや留め具の緩みも確認しましょう。また、靴を出しっぱなしにしない、たたきを掃除する、照明で十分な明るさを確保するなど、絵の周囲を含めて整えることがポイントです。

風水では玄関そのものの清潔さが重視されるため、「絵を飾ったら完成」ではなく、きれいな状態を維持することまで意識してください。あなたが玄関に入った瞬間、「明るくて気持ちがいい」と感じられる環境を目指しましょう。

風水で玄関に飾るのを避けたい絵・飾り方7選

この章で扱う主なポイントは以下のとおりです。

・暗く不安や恐怖を感じさせる絵

・争いや攻撃性を強く感じさせる絵

・枯れた植物や荒涼とした風景を描いた絵

・人物画・家族写真を玄関に飾る場合は意味を理解して選ぶ

・海・水の絵は方角や表現との相性を考える

・玄関正面に大きな絵を飾るときは圧迫感にも注意する

・汚れた絵や壊れた額縁をそのまま飾らない

玄関に飾る絵は、「何を飾ると良いか」と同じくらい、避けたい絵や飾り方を知っておくことが重要です。

ただし、風水には複数の流派や解釈があるため、特定の絵を一律に「不幸を招く」と考える必要はありません。基本となるのは、暗さや不安、圧迫感を強めず、玄関を明るく清潔に保つことです。

ここからは、あなたが絵を選ぶ際に確認したい7つのポイントを解説します。

暗く不安や恐怖を感じさせる絵

玄関には、見たときに強い不安や恐怖、寂しさを感じる絵はできるだけ避けたほうがよいでしょう。風水では玄関を外から「気」を迎え入れる重要な場所と考えるため、明るさや清潔感、心地よさを意識して整えることが基本になるからです。

たとえば、暗闇を強調した風景、廃墟、激しい嵐、悲しみや絶望を強く表現した作品などは、芸術として魅力的であっても玄関では重たい印象を与える場合があります。

特に日当たりが悪い玄関では、暗い色調の大きな絵によって空間全体がさらに暗く見えることもあるでしょう。

ただし、「暗い絵=必ず運気が下がる」と断定する必要はありません。大切なのは、あなたや家族が玄関でその絵を見たときにどのような気持ちになるかです。明るさや安心感を感じられる作品を優先し、気持ちよく出入りできる玄関を整えましょう。

争いや攻撃性を強く感じさせる絵

玄関には、争いや攻撃性を強く感じさせる絵も慎重に取り入れたほうがよいでしょう。玄関はあなたや家族だけでなく来客も最初に目にする場所なので、緊張感や威圧感の強い作品より、安心感や明るさを感じられる作品のほうが空間になじみやすいためです。

たとえば、人や動物が激しく争う場面、怒りを強調した人物画、鋭い武器を前面に描いた作品などは、玄関全体に刺激の強い印象を与える場合があります。

龍や虎など力強いモチーフについても同様で、縁起の良い意味だけで判断せず、表情や構図から受ける印象まで確認することが大切です。

風水を意識するなら、力強さと攻撃性を分けて考えることがポイントになります。あなたが活力や前向きな力を感じられる作品を選び、玄関に入った瞬間から緊張してしまうような絵は避けるとよいでしょう。

枯れた植物や荒涼とした風景を描いた絵

玄関の風水を意識するなら、枯れた植物や生命力を感じにくい荒涼とした風景を描いた絵は慎重に選びましょう。植物や自然の絵を取り入れる場合は、成長や生命力、明るさを感じられる作品のほうが、玄関を前向きな印象に整えやすいためです。

たとえば、葉がすべて落ちた枯れ木、ひび割れた大地、荒れ果てた土地などを中心に描いた作品は、見る人によっては寂しさや衰退を連想させます。一方、青々と茂る木々や芽吹く若葉、花が咲く草原などであれば、成長や発展をイメージしやすく、玄関にも自然の明るさを加えられるでしょう。

もちろん、冬景色や枯れ木を描いた芸術作品そのものが悪いわけではありません。玄関では、あなたがその絵から生命力・安心感・前向きさを感じられるかを基準にし、空間全体が暗く寂しい印象にならないよう意識することが大切です。

人物画・家族写真を玄関に飾る場合は意味を理解して選ぶ

人物画や家族写真を玄関に飾ることについては、風水の流派や考え方によって解釈が分かれます。

玄関は外から気が出入りする場所であるため、家族写真を置くと「家族を外へ追い出す」とする説もありますが、こうした考え方を絶対的なルールとして受け取る必要はありません。

実際に飾る場合は、悲しそうな表情や孤独感の強い人物画より、笑顔や穏やかさを感じられる作品のほうが玄関を明るい印象に整えやすいでしょう。家族写真についても、家族全員が気に入っている楽しい思い出の一枚であれば、帰宅時に安心感を得られる場合があります。

重要なのは、「人物画や家族写真だからNG」と単純化しないことです。風水上の説を参考にしつつ、プライバシーへの配慮や来客からの見え方も考え、あなたや家族が心地よいと感じられるかを基準に判断しましょう。

海・水の絵は方角や表現との相性を考える

海や川、滝など水を描いた絵を玄関に飾る場合は、「水の絵だから良い・悪い」と一律に判断せず、玄関の方角や作品から受ける印象まで確認することが大切です。

風水の五行では水は「水」の要素を持つため、ほかの五行との相生・相剋の関係を考えて取り入れる方法があります。

たとえば、穏やかな海や澄んだ川などは爽やかさや開放感を演出できます。一方で、荒れ狂う海や濁流、大波などの作品は強い動きや不安を感じさせ、玄関には刺激が強すぎる場合もあるでしょう。

また、南は「火」に属するとされるため、水の要素を強調した大きな作品を飾る際には、五行の相性も考慮したいところです。

水の絵を選ぶなら、方角・色・水の状態・あなたが受ける印象を総合して判断しましょう。明るく穏やかな水景を基本にすると、玄関インテリアにも取り入れやすくなります。

玄関正面に大きな絵を飾るときは圧迫感にも注意する

玄関正面に大きな絵を飾る場合は、風水上の意味だけでなく、空間に与える圧迫感にも注意しましょう。正面は玄関ドアを開けたときに視線が集まりやすいため、壁を覆うほど大きな作品を置くと、狭さや窮屈さを感じることがあります。

特に、暗い色調や迫力の強い龍・動物・人物などを大きく描いた作品は、実際のサイズ以上に存在感が強くなる場合があります。

反対に、明るい花や植物、奥行きを感じられる自然風景などを玄関の広さに合ったサイズで飾れば、正面の壁をインテリアのアクセントとして生かしやすいでしょう。

重要なのは、「大きな絵だから風水的にNG」と決めつけるのではなく、玄関の広さ・余白・視線・作品の印象を総合して判断することです。あなたがドアを開けた瞬間に窮屈さを感じないサイズを目安にしてください。

汚れた絵や壊れた額縁をそのまま飾らない

玄関の風水を意識するなら、汚れた絵や壊れた額縁をそのまま飾り続けるのは避けましょう。風水では玄関の清潔さが重視されるため、絵の内容だけにこだわるのではなく、飾っているものを良い状態に保つことも大切です。

たとえば、額縁にほこりが積もっている、ガラスやアクリル面が曇っている、フレームが割れている、絵が傾いているといった状態では、玄関全体が雑然として見えやすくなります。

お気に入りの作品であっても、定期的にほこりを払い、破損があれば修理や額縁の交換を検討してください。

また、長期間飾って色あせた絵についても、あなた自身が「古びてしまった」と感じるなら見直すタイミングです。絵・額縁・壁面まで清潔に整えることを習慣にして、玄関に入った瞬間に明るく気持ちのよい印象を受ける状態を保ちましょう。

あなたの玄関に合う風水の絵を選ぶ3ステップ

この章で扱う主なポイントは以下のとおりです。

・玄関の方角を調べて相性の良い色・モチーフを絞る

・金運・恋愛運・仕事運など上げたい運気から候補を選ぶ

・あなたが見て明るい気持ちになれる絵を最終的に選ぶ

玄関に飾る絵を選ぶ際は、風水で良いとされる作品を闇雲に探すより、方角・上げたい運気・あなた自身の好みという順番で候補を絞ると判断しやすくなります。風水上の意味だけでなく、玄関のインテリアや毎日目にしたときの心地よさまで考えることが大切です。

最後に、これまで解説してきた内容を実際の絵選びへ落とし込む3ステップを確認していきましょう。

玄関の方角を調べて相性の良い色・モチーフを絞る

玄関に飾る絵を選ぶ最初のステップは、玄関の方角を確認し、その方位と相性の良いとされる色やモチーフから候補を絞ることです。風水では8方位それぞれに五行や象意があると考えるため、方角が分かれば絵選びの基準を作りやすくなります。

たとえば、東なら「木」を意識して緑や植物・森林の絵、西なら「金」と関連する白・黄色・ゴールドを使った絵などが候補です。南西や北東なら「土」を連想できるベージュや淡い黄色、山や大地を描いた作品なども考えられます。

ただし、方角に合うとされる色をすべて取り入れる必要はありません。まずは「玄関の方角→五行→相性の良い色・モチーフ」の順番で候補を数点に絞りましょう。そのうえで上げたい運気やあなたの好みを重ねると、自宅の玄関に合う一枚を選びやすくなります。

金運・恋愛運・仕事運など上げたい運気から候補を選ぶ

玄関の方角から候補を絞ったら、次はあなたが意識したい運気を基準にして絵を選びましょう。方角だけで決めるよりも、「玄関の方角」と「上げたい運気」の2つを組み合わせることで、目的に合った色やモチーフを見つけやすくなります。

たとえば、金運を意識するなら黄色やゴールド、果物や魚など豊かさを連想できる作品が候補です。

恋愛運・結婚運ならピンク系の花やつがいの鳥、仕事運・出世運なら成長をイメージできる植物、山、富士山、馬などから選べます。健康運なら緑豊かな自然、家庭運なら穏やかな花や風景なども取り入れやすいでしょう。

複数の運気を一度に盛り込もうとすると、絵選びの基準が曖昧になることがあります。まずは「今のあなたが特に意識したい運気は何か」を一つ決め、方角との相性を確認しながら候補を絞ってみてください。

あなたが見て明るい気持ちになれる絵を最終的に選ぶ

方角や上げたい運気から候補を絞ったら、最後はあなた自身が見て明るい気持ちになれる絵を選びましょう。風水上の条件に合っていても、好みではない作品や見ていて落ち着かない作品を無理に玄関へ飾る必要はありません。

たとえば、金運を意識して黄色の絵を候補にした場合でも、花・果物・風景など選択肢は複数あります。その中から玄関の壁紙や家具、照明との相性を確認し、「毎日見たい」と感じられる一枚を選ぶことがポイントです。

購入前に飾る場所とサイズを決めておけば、玄関とのミスマッチも防ぎやすくなります。

最終的な基準は、「方角との相性」「上げたい運気」「あなたが感じる心地よさ」の3つです。風水を絶対的なルールにするのではなく、あなたの暮らしを気持ちよく整える知恵として取り入れ、長く大切にできる絵を選びましょう。

まとめ:玄関の風水に合う絵を選んで心地よい空間をつくろう

この記事では、玄関に飾る絵について、風水の基本からおすすめのモチーフ、8方位、上げたい運気、飾る場所、避けたい絵まで解説しました。

重要なポイントをまとめると、以下の5つです。

・玄関に飾る絵は、花・植物・山・富士山・龍など、明るさや生命力を感じられるモチーフから選ぶ

・北・北東・東・南東・南・南西・西・北西の8方位を確認し、五行と相性の良い色やモチーフを絵選びの参考にする

・金運・恋愛運・仕事運・健康運・家庭運など、あなたが意識したい運気から絵を選ぶ方法もある

・右側・左側・正面という位置だけで判断せず、玄関の広さや動線、絵の大きさ、周囲とのバランスまで考える

・風水だけに縛られず、あなた自身が見て明るく心地よい気持ちになれる絵を最終的に選ぶ

玄関の風水では、絵を一枚飾れば必ず運気が上がると考えるのではなく、掃除や整理整頓を基本として、明るく清潔な空間をつくることが大切です。そのうえで、あなたの玄関の方角や意識したい運気に合った絵を取り入れてみてください。

毎日のように目にする玄関だからこそ、風水とあなた自身の好みを上手に組み合わせながら、帰宅するたびに「気持ちがいい」と感じられる空間へ整えていきましょう。

きよら
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ありがとうございました!
うた
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きりしま
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心を込めて。

裏・人生相談所
霧島 凰貴(きりしま こうき)

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