寝室の風水でやってはいけないことは?置いてはいけないもの・NGなベッド配置と改善方法を解説
寝室は、風水において一日の疲れを癒やし、運気を整える大切な場所と考えられています。
しかし、ベッドの配置や鏡の位置、何気なく置いているものが、風水では避けたほうがよいとされる場合があります。
この記事では、寝室の風水でやってはいけないことや置いてはいけないもの、NGとされるベッドの配置、改善方法まで詳しく解説します。あなたの寝室に当てはまるものがないか、一緒に確認していきましょう。
寝室の風水でまず避けたい5つのやってはいけないこと
この章で扱う主なポイントは以下のとおりです。
・寝室を散らかった状態にする
・汚れた寝具を使い続ける
・寝室の換気をしない
・ベッドの上に物を置いたままにする
・黒や原色など刺激の強い色だけで統一する
寝室の風水を整えるなら、特別な開運アイテムを取り入れる前に、まず普段の環境や生活習慣を見直すことが大切です。
風水では、清潔で落ち着いて休める寝室が良い気を取り込みやすいと考えられています。
あなたの寝室に当てはまるNG習慣がないか、5つのポイントから確認していきましょう。
寝室を散らかった状態にする
寝室に洋服やバッグ、雑誌などを出しっぱなしにして、物が散乱した状態にすることは風水では避けたい習慣です。風水では、物が多く整理されていない空間は気の流れを妨げ、良い気を取り込みにくくすると考えられています。
特に床やベッド周辺に物を置き続けると、寝室全体が雑然とした印象になり、落ち着いて休める環境からも遠ざかってしまいます。風水だけでなく、ホコリが溜まりやすくなったり掃除がしにくくなったりする点にも注意が必要です。
まずは床やベッドの上に置いてある不要なものを片付け、必要なものには収納場所を決めましょう。すべてを一度に整理する必要はありません。あなたが毎日眠るベッド周辺から少しずつ整えるだけでも、すっきりと過ごしやすい寝室を目指せます。
汚れた寝具を使い続ける
シーツや枕カバーなどの寝具を汚れたまま使い続けることも、寝室の風水では避けたい習慣です。風水では、寝室は眠っている間に心身を休め、気を整える場所と考えられているため、肌に直接触れる寝具を清潔に保つことが大切とされています。
寝具には睡眠中の汗や皮脂が付着するほか、ホコリなども蓄積します。長期間洗濯しなければ衛生面でも好ましくなく、快適な睡眠環境を保ちにくくなるでしょう。シーツや枕カバーに目立った汚れがなくても、定期的にお手入れすることが重要です。
あなたが無理なく続けられる頻度で洗濯し、清潔な状態を維持しましょう。寝室の風水を整えるときは新しい開運アイテムを増やすだけでなく、毎日使う寝具をきれいにするという基本的な習慣から始めることをおすすめします。
寝室の換気をしない
寝室の窓を閉め切ったままにして、長期間換気をしないことも風水では避けたい習慣です。風水では、空気が滞った空間は気も停滞しやすいと考えられているため、定期的に新鮮な空気を取り込むことが大切とされています。
寝室は長時間過ごす場所であり、睡眠中には呼吸や発汗によって室内環境も変化します。換気をしなければ湿気やにおいがこもりやすくなり、結露やカビの原因になることもあるでしょう。風水だけではなく、快適な寝室を維持するという意味でも換気は重要です。
朝起きたら窓を開けるなど、あなたが続けやすい方法で空気を入れ替えてください。窓を開けにくい環境では、換気設備などを適切に活用しながら、空気が長時間滞らない寝室づくりを意識しましょう。
ベッドの上に物を置いたままにする
ベッドの上に洋服やバッグ、本、仕事道具などを置いたままにすることは、寝室の風水では避けたい習慣です。
風水ではベッドは一日の疲れを癒やし、眠っている間に気を整える重要な場所と考えられているため、余計な物を置かず、すっきりした状態に保つことがよいとされています。
特に「寝るときだけ物を床へ移動し、朝になったら再びベッドへ戻す」という状態では、寝室そのものが物置のようになりがちです。また、物が多ければホコリが溜まりやすくなり、寝具のお手入れもしにくくなります。
ベッドは基本的に眠るための場所として使い、日中もできるだけ物を置かないようにしましょう。収納場所が足りない場合は不要な物を整理するなど、あなたが無理なくベッドをきれいに保てる環境から整えることが大切です。
黒や原色など刺激の強い色だけで統一する
寝室全体を黒や鮮やかな赤など、主張の強い色だけで統一することは風水では避けたほうがよいとされています。寝室は体を休める場所であるため、風水では陰陽のバランスを意識し、気持ちを落ち着かせやすい空間に整えることが大切と考えられているからです。
たとえば、黒一色でまとめた寝室は重たい印象になりやすく、反対に鮮やかな赤などを広い範囲へ取り入れると刺激の強い空間になってしまいます。
ただし、黒や原色そのものが絶対にNGという意味ではありません。好きな色を完全に排除する必要はなく、使う面積や組み合わせを工夫することがポイントです。
ベージュやアイボリー、淡いグリーンなど落ち着いた色をベースにし、強い色はクッションや小物などのアクセントとして取り入れるとよいでしょう。あなたがリラックスできることも大切にしながら、色のバランスを整えてみてください。
寝室に置いてはいけないものを5つの種類から確認しよう
この章で扱う主なポイントは以下のとおりです。
・ぬいぐるみ・人形・人物ポスター
・テレビ・スマホ・パソコンなどの電化製品
・ドライフラワー・剥製・本革製品
・大量の本・仕事道具・運動器具
・壊れたもの・中古品・蓋のないゴミ箱
寝室の風水では、どのようなものを置くかも重要と考えられています。ただし、該当するものを一つ置いただけで運気が悪くなると決めつける必要はありません。
大切なのは、寝室が本来の「休息する場所」として整っているかという点です。あなたの寝室にあるものを確認しながら、置き方や量も含めて見直していきましょう。
ぬいぐるみ・人形・人物ポスター
ぬいぐるみや人形、人物が大きく描かれたポスターを寝室にたくさん置くことは、風水では避けたほうがよいとされています。
風水には、ぬいぐるみや人形などが空間の気を吸収するとする考え方があるためです。特にベッドや枕元を囲むほど大量に置くことは控えたほうがよいでしょう。
ただし、お気に入りのぬいぐるみを一つ置いたからといって、必ず運気が下がるわけではありません。数を増やしすぎるとホコリが溜まりやすくなり、寝室が散らかって見えるという現実的な問題もあります。
また、人物ポスターをベッドの正面などへ大きく飾ると、人によっては視線を感じて落ち着きにくくなることもあるでしょう。
あなたにとって大切なぬいぐるみや人形を無理に処分する必要はありません。お気に入りだけを厳選して清潔に保ち、ベッド周辺を圧迫しないよう飾ることがポイントです。
テレビ・スマホ・パソコンなどの電化製品
テレビやスマホ、パソコンなどの電化製品を寝室、とりわけ枕元へ集中させることは、風水では避けたほうがよいとされています。風水では電化製品が発する電磁波などを「火」の気と関連づけ、休息を目的とする寝室とのバランスを考えて配置することがあります。
また、寝る直前までスマホやパソコンの画面を見る習慣は、風水とは別に睡眠の面からも注意が必要です。
夜間にスマホなどの明るい画面を見ると、光によって体内時計へ影響を与え、寝つきを悪くする可能性があります。そのため、寝室を「眠るための空間」として整えることには現実的なメリットもあるでしょう。
電化製品をすべて寝室から撤去できない場合は、無理に処分する必要はありません。スマホを枕元から離す、就寝前はテレビやパソコンを消すなど、あなたが実践しやすい方法から取り入れてみてください。
ドライフラワー・剥製・本革製品
ドライフラワーや剥製、本革製品を寝室に多く飾ることは、風水では避けたほうがよいとする考え方があります。
これらは動植物の生命活動が終わった素材であることから、風水では「陰」の気と結びつけて解釈される場合があり、休息しながら新しい気を取り込む寝室には積極的に置かないほうがよいとされるためです。
特にドライフラワーはインテリアとして人気がありますが、時間が経つにつれてホコリが付着しやすい点にも注意しましょう。剥製や本革製品についても、一つ置くだけで悪いことが起こると断定できるものではなく、風水上の考え方として捉えることが大切です。
寝室の風水を優先するなら、生花や手入れしやすいインテリアなどへ置き換える方法があります。あなたにとって思い入れのある品まで無理に処分せず、別の部屋へ移動するなど、生活とのバランスを考えて対応しましょう。
大量の本・仕事道具・運動器具
大量の本や仕事道具、運動器具を寝室に置くことは、風水ではできるだけ避けたほうがよいとされています。寝室は心身を休めるための場所なので、仕事や勉強、運動など「活動」を連想させるものが多いと、休息に適した空間を作りにくいと考えられているためです。
たとえば、ベッドから仕事用のパソコンや書類が常に見える状態では、眠る前にも仕事を意識してしまうことがあります。大量の本を枕元へ積み上げたり、ダンベルなどの運動器具をベッド周辺へ置いたりすると、圧迫感や散らかった印象につながる場合もあるでしょう。
ワンルームなどで寝室と仕事・生活スペースを完全に分けられない場合は、収納を活用する方法がおすすめです。使い終わった仕事道具を見えない場所へ片付けるなど、あなたが休む時間には「活動するもの」が目に入りにくい環境を整えてみてください。
壊れたもの・中古品・蓋のないゴミ箱
壊れたものや長期間使っていない中古品、蓋のないゴミ箱を寝室に置き続けることは、風水では避けたほうがよいとされています。風水では、役目を終えたものや不要なものを溜め込むと気が停滞しやすく、休息するための寝室にも影響すると考えられているからです。
特に、壊れた時計や家電などを「いつか直そう」と放置している場合は注意しましょう。
中古品についてはすべてがNGという意味ではありませんが、風水では前の持ち主の気が残るとする考え方もあります。また、ゴミ箱の中身が見える状態では生活感が強くなるほか、においが広がる原因にもなりかねません。
壊れたものは修理または処分し、中古品はきれいにしてから大切に使いましょう。寝室にゴミ箱が必要な場合は蓋付きのタイプを選び、こまめに中身を捨てるなど、あなたが清潔な状態を維持できる環境を整えることがポイントです。
ベッドと枕の風水で避けたい5つのNG配置
この章で扱う主なポイントは以下のとおりです。
・ベッドをドアの真正面に配置する
・頭を窓側に向けて眠る
・梁や斜め天井の真下にベッドを置く
・家具や柱の角をベッドへ向ける
・方角だけを気にして無理な配置にする
寝室の風水では、ベッドや枕の位置は重要なポイントの一つと考えられています。ただし、吉とされる方角だけを優先するのではなく、ドアや窓、梁、家具との位置関係まで含めて考えることが大切です。
あなたが安心して休めることを前提に、風水で避けたい5つの配置を確認していきましょう。
ベッドをドアの真正面に配置する
ベッドを寝室のドアの真正面に配置することは、風水では避けたほうがよいとされています。風水ではドアを「気の出入り口」と考えるため、ドアから入ってくる気が直接ベッドへ向かう配置では、眠っている間に落ち着いて気を整えにくいと考えられているからです。
特に、ドアを開けた延長線上に枕や頭がくる配置は避けたいとされています。また、風水とは別の視点でも、ドアのすぐ前にベッドがあると人の出入りや廊下からの光・音が気になり、落ち着きにくい寝室になる場合があります。
スペースに余裕があれば、ベッドをドアの真正面や延長線上からずらして配置しましょう。
部屋の広さや間取りの関係で移動できない場合は、家具やパーテーションなどでドアとベッドの間を緩やかに仕切る方法もあります。風水だけにとらわれず、あなたが安心して眠れる配置を優先することも大切です。
頭を窓側に向けて眠る
頭を窓側に向け、枕のすぐ後ろに窓がある状態で眠る配置は、風水では避けたほうがよいとされています。風水では窓も気が出入りする場所と考えられており、頭の近くに窓があると気が安定しにくく、落ち着いて休みにくいと解釈されるためです。
また、窓際は外からの光や音、冷気・熱気などの影響を受けやすい場所でもあります。特に窓へベッドを密着させると、季節によっては外気の影響を感じやすくなり、結露による湿気にも注意が必要でしょう。
可能であれば、ベッドの頭側は窓ではなく壁につける配置を検討してください。
間取りの都合で窓側にしか頭を向けられない場合は、ヘッドボードのあるベッドを使ったり、就寝時にカーテンを閉めたりする方法があります。配置を変更できないあなたも、できる範囲で落ち着いて眠れる環境へ整えていきましょう。
梁や斜め天井の真下にベッドを置く
梁が張り出している場所や斜め天井の真下にベッドを配置することは、寝室の風水では避けたほうがよいとされています。風水では、頭上に大きな梁がある状態は圧迫するような気を受けやすいと考えられ、心身を休める寝室には適さない配置とされているためです。
実際の生活でも、低い梁や傾斜した天井がベッドの真上にあると、視覚的な圧迫感を覚える場合があります。特に枕の真上に梁が通っている配置では、横になったときに天井が近く感じられ、落ち着きにくい人もいるでしょう。
可能であればベッドを移動し、梁や傾斜が頭上にこない位置へ変更するのがおすすめです。
間取りの関係で動かせない場合は、背の低いベッドを検討するなど、あなたが感じる圧迫感を減らす工夫を取り入れてください。風水上の配置と実際の居心地の両方を考え、安心して休める寝室を目指しましょう。
家具や柱の角をベッドへ向ける
タンスや棚、柱などの鋭い角がベッドへ直接向く配置は、寝室の風水では避けたほうがよいとされています。風水では、尖った角から直線的に向かう気を「角煞(かくさつ)」などと捉え、長時間休息するベッドに向けないほうがよいと考えるためです。
たとえば、ベッドへ横になったときに家具の角が頭や体へ向いている配置が該当します。風水上の考え方だけでなく、狭い寝室では家具の角がベッド付近へ張り出していると、移動するときに体をぶつける危険もあるでしょう。
可能であれば家具の向きやベッドの位置を少し変え、角が直接ベッドへ向かない配置にしてください。動かすのが難しい場合は、角を保護するカバーを取り付けたり、角が目立ちにくいよう工夫したりする方法もあります。
あなたが視覚的にも安心して眠れる配置を意識することが大切です。
方角だけを気にして無理な配置にする
「北枕は避けるべき」「この方角なら運気が上がる」といった情報だけを基準に、ベッドを無理な位置へ動かすことはおすすめできません。
寝室の風水では方角も判断材料の一つですが、ドアや窓との位置関係、ベッド周辺の動線、落ち着いて眠れる環境などを総合的に考えることが大切です。
たとえば、希望する方角へ枕を向けるためにベッドをドアの真正面へ置いたり、頭を窓へ密着させたりすれば、別の風水上のNG配置につながる可能性があります。通路が極端に狭くなれば、日常生活でも不便になるでしょう。
まずは安全性や快適性を確保したうえで、無理のない範囲で方角を取り入れてください。
なお、北枕を含めた方角ごとの意味については別記事で詳しく解説しています。あなたの寝室に合ったベッドの向きを検討するときは、方角だけでなく部屋全体のバランスから判断しましょう。
寝室の風水が悪いと感じたときに改善したい5つのポイント
この章で扱う主なポイントは以下のとおりです。
・ベッドと鏡の位置を最初に見直す
・不要なものを減らして気の通り道を作る
・寝具を清潔にして定期的に交換・洗濯する
・朝は換気して寝室の空気を入れ替える
・落ち着いた色と自然素材を取り入れる
寝室に風水上のNGが見つかっても、すべての家具やインテリアを買い替える必要はありません。
まずはベッドや鏡の配置を確認し、整理整頓や寝具のお手入れ、換気など、あなたが今日から実践できることを優先しましょう。小さな改善を積み重ねながら、風水と実際の暮らしの両面から心地よく休める寝室を目指すことが大切です。
ベッドと鏡の位置を最初に見直す
寝室の風水を改善するときは、まずベッドと鏡の位置関係から確認しましょう。
風水ではベッドは眠っている間に気を整える重要な場所とされ、鏡に寝姿が映る配置は避けたほうがよいと考えられています。鏡が気を反射し、落ち着いた休息を妨げるという考え方があるためです。
まず実際にベッドへ横になり、鏡に自分の姿が映っていないか確認してください。全身鏡だけでなく、ドレッサーやクローゼットの扉に付いた鏡なども対象になります。また、夜中に目を覚ました際、自分の姿が突然鏡に映ることで驚いてしまう場合もあるでしょう。
寝姿が映っているなら、鏡またはベッドの向きを変えるのが基本的な対策です。移動できない場合は、眠るときだけ布やカバーで鏡を覆う方法もあります。
大掛かりな模様替えが難しいあなたも、まずは現在の位置関係を確認し、無理なく実践できる方法から改善してみてください。
不要なものを減らして気の通り道を作る
寝室の風水を改善するなら、使っていないものや不要なものを減らし、すっきりとした空間を作ることが大切です。風水では、物が多く乱雑な場所では気が滞りやすいと考えられており、休息の場である寝室では特に整理整頓が重視されています。
まず、床やベッド周辺、ドアからベッドまでの動線を確認してみましょう。
脱いだ洋服やバッグ、段ボールなどが置かれている場合は、収納するか不要なら処分します。ベッド下を収納として利用している場合も、使わないものを詰め込んだままにせず定期的に整理するとよいでしょう。
一度に寝室全体を片付ける必要はありません。最初は床に直接置いているものをなくす、次にベッド周辺を整えるなど、場所を区切ると取り組みやすくなります。あなたが毎日無理なく維持できる物量を意識し、掃除もしやすい寝室へ整えていきましょう。
寝具を清潔にして定期的に交換・洗濯する
寝室の風水を整えるうえで、シーツや枕カバーなどの寝具を清潔に保つことは基本的なポイントです。風水では寝室を眠っている間に気を整える場所と捉えるため、長時間肌に触れる寝具も清潔な状態にしておくことがよいとされています。
シーツや枕カバーには、目立った汚れがなくても睡眠中の汗や皮脂などが付着します。そのまま長期間使い続けるより、素材や製品の洗濯表示を確認したうえで定期的に洗いましょう。
掛け布団やマットレスなど簡単に洗えない寝具についても、それぞれに適した方法でお手入れすることが大切です。
また、破れたり著しく傷んだりした寝具は、必要に応じて交換を検討してください。高価な寝具へ一式買い替える必要はありません。あなたが気持ちよく眠れる清潔な状態を維持することを優先し、日常のお手入れから寝室環境を整えていきましょう。
朝は換気して寝室の空気を入れ替える
寝室の風水を改善するなら、朝に空気を入れ替える習慣を取り入れましょう。風水では、閉め切った部屋は気が滞りやすいと考えられており、換気によって古い空気を外へ出し、新しい気を取り込むことがよいとされています。
寝室は睡眠中の呼吸や発汗などによって湿気やにおいがこもりやすい空間です。朝起きたあとに換気すれば室内の空気を入れ替えられるほか、湿気対策にもつながります。特に結露しやすい季節は、カーテンや窓周辺の状態も確認しておくとよいでしょう。
窓を開けられる環境であれば、天候や外気の状況を確認しながら無理のない範囲で換気してください。窓を開けにくい場合は、住宅の換気設備などを活用する方法もあります。あなたの住環境に合った方法を習慣化し、清潔で心地よい寝室を維持しましょう。
落ち着いた色と自然素材を取り入れる
寝室の風水を整えるなら、刺激の強い色だけで統一するのではなく、落ち着いた色や自然素材を適度に取り入れる方法があります。風水では、寝室は活動する場所ではなく心身を休める場所であるため、穏やかでリラックスしやすい空間づくりが大切と考えられています。
たとえば、ベージュやアイボリー、淡いグリーンなどは寝室にも取り入れやすい色です。
ベッドフレームやサイドテーブルでは木製品、寝具では綿や麻などの天然素材を選択肢にすると、自然を感じられるインテリアにまとめやすくなります。ただし、風水のために寝室を特定の色や素材だけで統一する必要はありません。
現在の家具をすべて買い替えるのではなく、シーツや枕カバー、カーテンなど変更しやすいものから取り入れると実践しやすいでしょう。あなた自身が心地よいと感じることも大切にしながら、落ち着いて眠れる寝室へ整えてみてください。
寝室の風水でよくある5つの疑問
この章で扱う主なポイントは以下のとおりです。
・北枕は風水でやってはいけない?
・寝室に観葉植物を置くのはよくない?
・寝室に家族写真や絵を飾っても大丈夫?
・寝室にテレビがある場合はどうすればいい?
・ベッドを動かせない場合でも風水対策はできる?
寝室の風水を調べていると、「北枕はダメ?」「観葉植物やテレビを置いてもいい?」など、さまざまな情報を目にします。しかし、風水上の考え方には複数の見解があり、必要以上にNGを恐れる必要はありません。
ここでは、あなたが寝室を整える際に迷いやすい5つの疑問について、実生活で取り入れやすい対策も含めて解説します。
北枕は風水でやってはいけない?
北枕は「縁起が悪い」というイメージを持たれやすいものの、風水では必ずしもやってはいけない寝方ではありません。日本では亡くなった人を北枕にする仏教由来の習慣から避ける人もいますが、これは風水上の吉凶とは分けて考える必要があります。
風水では流派によって解釈が異なるものの、北は落ち着きや安定と結びつけられ、北枕を良い向きと捉える考え方もあります。そのため、「北枕にしているから運気が下がる」と必要以上に心配する必要はないでしょう。
枕の向きを決める際は、方角だけでなくドアや窓、梁などとの位置関係も確認することが大切です。吉とされる方角へ無理に変えた結果、眠りにくい配置になっては本末転倒でしょう。あなたが安心して眠れる環境を優先し、そのうえで風水の方角を取り入れてください。
寝室に観葉植物を置くのはよくない?
寝室に観葉植物を置くこと自体が、風水で一律に悪いとされているわけではありません。風水では植物を自然の生命力を持つ存在として捉え、種類や置き方によっては寝室の気を整えるアイテムとして取り入れる考え方があります。
ただし、寝室は休息を目的とする場所なので、大型の観葉植物を大量に置くなど、圧迫感が出る飾り方は避けたほうがよいでしょう。
また、枯れた葉を放置したり、受け皿に水を溜めたままにしたりすると、風水以前に衛生面やカビ・害虫などの問題につながる可能性があります。
観葉植物を置く場合は、寝室の広さに合ったサイズを選び、日当たりや温度など、その植物に適した環境で育ててください。あなたがきちんと管理できる範囲で取り入れ、枯れ葉を取り除くなど清潔な状態を保つことが大切です。
寝室に家族写真や絵を飾っても大丈夫?
寝室に家族写真や絵を飾ること自体が、風水で一律にNGとされているわけではありません。ただし、寝室は心身を休める場所なので、何を飾るかだけでなく、見たときにあなたが落ち着けるかという点も意識することが大切です。
絵を選ぶなら、穏やかな自然や花など、寝室の雰囲気になじむものを選ぶと取り入れやすいでしょう。一方、暗く不安を感じる絵や激しい戦闘を描いた作品などは、リラックスする寝室には不向きです。
家族写真についても大量に飾るのではなく、お気に入りを厳選するとすっきりまとめられます。
また、大きな額縁や重量のある作品をベッドの頭上へ飾る場合は、風水以前に落下への注意が必要です。
安全に固定できる場所を選びましょう。寝室におすすめの絵や避けたい絵については別記事で詳しく解説しているため、あなたが絵を選ぶ際はあわせて参考にしてください。
寝室にテレビがある場合はどうすればいい?
寝室にテレビがあるからといって、必ず撤去しなければならないわけではありません。
風水では電化製品を「火」の気と関連づけ、休息する寝室には多く置かないほうがよいとする考え方があります。そのため、テレビを置く場合はベッドとの位置関係や使い方を工夫するとよいでしょう。
特に注意したいのが、電源を切ったテレビ画面に寝姿が映る配置です。
黒い画面が鏡のように反射する場合は、寝姿が鏡に映る場合と同様に避ける考え方があります。また、就寝直前までテレビを見る習慣は、番組の内容や画面の光によって眠る準備を妨げることもあるでしょう。
テレビを移動できるなら、ベッドへ画面が直接向かない位置を検討してください。難しい場合は、就寝時に画面へ布や専用カバーを掛ける方法もあります。
あなたの生活スタイルに合わせ、テレビを完全に排除するのではなく、休息しやすい寝室になるよう使い方を整えましょう。
ベッドを動かせない場合でも風水対策はできる?
ベッドを動かせない寝室でも、できる範囲で風水を取り入れることは可能です。特にワンルームや狭い寝室では、ドアや窓を避けながら理想的な方角へベッドを配置することが難しいため、すべての条件を満たそうとする必要はありません。
たとえば、寝姿が鏡に映るなら就寝時にカバーを掛ける、窓の近くに枕があるならカーテンやヘッドボードを活用するなど、配置を変えずにできる対策があります。
家具の角がベッドへ向いている場合も、家具の向きを少し変えたり角を保護したりする方法を検討できるでしょう。
さらに、寝具を清潔に保つ、不要なものを片付ける、換気するなど、ベッドの位置とは関係なく実践できる風水もあります。
「理想的な配置にできないから意味がない」と考えず、あなたの住環境と暮らしやすさを優先しながら、無理なく続けられることから寝室を整えていきましょう。
まとめ
この記事では、寝室の風水でやってはいけないことや置いてはいけないもの、ベッド・枕のNG配置、寝室の風水を改善する方法について解説しました。
最後に、記事の重要なポイントをまとめます。
・寝室では散らかった状態や汚れた寝具、換気不足などを避け、清潔で落ち着ける環境を意識する
・ぬいぐるみや電化製品、ドライフラワーなどは、寝室へ大量に置かず量や配置を工夫する
・ベッドはドアの真正面や梁の真下などを避け、窓や家具との位置関係も考えて配置する
・風水上のNGに当てはまっても、家具をすべて買い替えず、整理整頓や換気などできることから改善する
・方角や風水だけにとらわれず、安全性や暮らしやすさ、あなたが安心して眠れる環境も大切にする
寝室の風水で大切なのは、「NGに当てはまったから運気が悪くなる」と必要以上に不安になることではありません。
風水上の考え方を参考にしながら、まずは不要なものを片付ける、寝具を清潔にする、鏡やベッドの位置を確認するといった身近なところから始めてみてください。
あなたが毎日気持ちよく休める寝室を基本に、無理なく続けられる方法で少しずつ環境を整えていきましょう。
あなたと出逢えた奇跡を大切に。
そして・・・
あなたの人生に
もっと笑顔があふれますように。
心を込めて。
裏・人生相談所
霧島 凰貴(きりしま こうき)
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