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コンビニと深夜営業

コンビニと深夜営業の嘘

深夜営業自粛は節電効果ナシ、デメリットばかり…

地球温暖化につながる二酸化炭素排出を削減するために「コンビニエンスストアの深夜営業を自粛させよう」という声が全国的にあがっている。

そういわれると深夜営業で使用される電気が少しでも節電できるからそうなのか、と思える。

しかし、問題は本当にそれだけなのだろうか。

コンビニの特徴は「売り場あたりの販売量が大きい」というものだ。

環境という視点からするとエネルギーの無駄が少ない非常に優れたものであると言える。

この前提の上で、深夜営業を自粛した場合のデメリットを考えてみると、まず簡単に買い物をすることができなくなる。

それにより、人々は買いだめし、各家庭の冷蔵庫に使われる電気量が増加する。

次に、コンビニの商品の搬入も深夜にできないので、大型トラックが日中だけで搬入をおこなわなければならなくなる。

つまり、搭載量の増大によるエネルギーのロスと、交通渋滞が増すことでの排気ガスの増大へつながる。

何よりも問題となっている電力についても深夜電力という点がポイントだ。

電気を一番効率よく生産するためには1日中発電機を回しておくことが大事になってくる。

「電気を貯蔵するのは大変なことなので、できれば使用してほしい」という理由で深夜電力の値段は安いのである。

その深夜電力を今まではコンビニが有効に使っていたのに、それをやめさせるとなると、これに代わる使用方法も見つけないといけない。

もとより深夜のコンビニで使われる電力の約30%は冷蔵庫にかかるもので、深夜営業をやめても冷蔵庫はつけたままだ。

冷暖房にかかる電力比率も14%くらいかかってしまうが、営業していないからといって、これも全て切るわけにもいかず、結局、節電できるのは30%くらいの電灯だけなのである。