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森林はCO2を吸収してくれる

森林はCO2を吸収してくれる嘘

森林では収支ゼロの状態!?

「植物は二酸化炭素を吸収して光合成を行い、生長するためのエネルギーを作っている」

小学校の時に習ったこの事実から誰もが大きな勘違いをしている。

樹木も植物なので森林が増えさえすればその分、二酸化炭素を吸収するのではないかと考えるのだが、これが間違いなのである。

森林(樹木)は空気中の二酸化炭素の炭素によって生長し、それと同量の酸素を空気中に放出する。

生長する時も、生長が止まっても、樹木は二酸化炭素を吸収し、その炭素を使って生命維持のための栄養をつくり、その分の酸素を排出する。

だがすぐに空気中の酸素と結合させて二酸化炭素にしてエネルギーを得る。

つまり、酸素と二酸化炭素の収支はプラスマイナスゼロになってしまうのである。

森林の場合、植林したばかりの若い樹木は、生長するために二酸化炭素を多く吸収するが、生長した樹木の二酸化炭素の吸収、排出はほぼ同量になる。

そして樹木が枯れる時、樹木のカラダである炭素と空気中の酸素が結合してもとの二酸化炭素に戻る。

微生物などはこの分解過程で生じたものをエネルギーとしているのだ。

若い樹木も、枯れた樹木も、存在する森林全体としてみれば、二酸化炭素の吸収、排出はほぼ同じとなる。

もし森林が二酸化炭素を吸収しているというのであれば、その森林は常に植林されている状態であり続ける必要がある。

また政府広報では、二酸化炭素吸収源の消失として全世界の二酸化炭素排出量300億tのうち、約20%の60億tが世界の森林伐採によるものだとしている。

しかし、若い樹木ばかり伐採されているわけではない。

これに対して疑わしいという声も多数聞かれているのである。